このサイトについて

テンバガー図鑑は、株価が10倍になった日本株について、値動きと、その裏で何が起きていたかを記録した読み物です。2016年以降に10倍へ届いた161社を収録しています。2024年以降に届いた銘柄はすべて、2023年以前に届いた銘柄は最高倍率が15倍以上のものに絞っています。

どの銘柄も、上がったあとから振り返った記録です。同じ型の銘柄がこれから10倍になるとは限りません。 特定の銘柄の売買を勧めるものではなく、投資の判断はご自身で行ってください。

10倍の数え方

配当を受け取って再投資したとして計算した株価(配当込みの株価)を使い、次の手順で数えています。

  1. 2倍に届いた日を探す。その日から遡っておよそ3年(750営業日)の間の最安値と比べて、株価が2倍以上になった最初の日です。
  2. その最安値の日を「起点」にする。グラフの「1倍」はこの日の株価です。
  3. 起点から5年以内に10倍へ届いたかを見る。届いた最初の日が「10倍」の日です。
  4. 10倍に届いた日が2024年1月1日以降の銘柄を収録する。2016年1月1日〜2023年12月31日の銘柄は最高倍率が15倍以上のものに絞る。1日で3倍以上や3分の1以下に動いた日がある銘柄は、データの誤りの可能性があるため外しています。

一度10倍に届いた銘柄が、そのピークのあとで改めて安値をつけ、そこから再び10倍に届くこともあります。 その場合は「2回目の10倍」として同じページに載せています。

ページ上部の「最高倍率」は、起点から2026年10月9日までの期間で最も高かった倍率です。 5年の判定期間が終わったあとに上がった分も含みます。

当時の株価の出し方

株式分割があると、過去の株価は分割に合わせて小さく直して表示されるのが普通です。 このサイトでは、当時の実感に近づけるため、その後に行われた分割の比率を掛け戻して、その日に実際についていた終値を出しています。

一方で、グラフの倍率は配当込みの株価から計算しています。そのため、円の値どうしの比と倍率は少しずれます。 配当が多い銘柄ほど、倍率のほうが大きくなります。グラフは週ごとの終値で描いています。

2倍に届いた時点の値動きの条件

各ページの下のほうに、2倍に届いた時点で次の4つの条件に当てはまったかを載せています。 いずれも、2倍に届いた銘柄全体のなかで、その後10倍まで行った割合が高かった値動きの特徴です。

条件基準
小型時価総額が83億円未満
速い安値から2倍まで77営業日以内
急騰直近20日の上昇率が51%超
回転浮動株回転(10日売買高÷浮動株数)が0.137以上

ただし、当てはまる条件が多いほど10倍に届きやすいわけではありません。2倍に届いた銘柄のうち10倍まで行ったのは、4つすべてに当てはまった銘柄でも1〜2割ほどでした。 また、収録銘柄では、条件を多く満たす銘柄ほど業績より材料や需給で動いた「思惑・資本政策」型が多く、 大型株の業績転換やテーマ株は1つも当てはまらないことがよくありました。

上昇の型

各銘柄は、株価を押し上げた主な理由で、次のいずれかの型に分けています。複数の理由が重なる銘柄は、副次の型もページに書いています。

型意味
構造変化テーマ需要の構造が変わり、それを受けた会社の利益が大きく伸びた
業績転換赤字や低収益から、利益率が大きく改善した
高成長売上と利益が毎年大きく伸び続けた
市況循環製品や素材の価格が上がり、利益が急に膨らんだ
M&A・ロールアップ買収を重ねて会社の規模が変わった
新製品・ヒット1つの製品や承認が評価を一変させた
思惑・資本政策業績より、材料・資本政策・需給で株価が動いた

データの取得元

背景の各ページには「確からしさ」を高・中・低で付けています。出典の質と量から判断したもので、低いものは推定を含みます。 誤りに気づいた場合でも、株価や業績の正確な値は各社の開示資料でご確認ください。

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