市況循環 · 石炭・M&A転換

三井松島ホールディングスは、なぜ23.3倍になったのか

石炭生産を主力としていた会社が、2022〜2023年の石炭価格の急騰で利益が急増し、石炭撤退後も高配当とM&Aによる生活関連事業への転換を続け、株価が最高で約23倍になった。

下へスクロールすると、起点から今日までの値動きを順にたどれます。縦軸は起点を1とした倍率(配当込み・対数目盛り)で、上がるにつれて目盛りの上限も広がります。

  1. 01 / 052020年10月 · 679円

    679円から始まる

    • 2020年10月

      株価の起点となる安値。当時はエネルギー(石炭)と生活関連の2本柱だった。

  2. 02 / 052021年8月 · 1,312円

    約10か月で2倍

  3. 03 / 052024年5月 · 5,680円

    約3年6か月で10倍

    • 2023年5月

      2023年3月期決算を発表。売上高800億円(前期比71.7%増)、営業利益358億円(同4.3倍)で、会社予想を大きく上回った。

    • 2024年3月

      2024年3月期をもって石炭生産事業を終了し、持株会社体制へ。ジャパン・チェーン・ホールディングスも連結に加わった。

  4. 04 / 052026年8月 · 2,362円(分割後)

    最高は23.3倍

    • 2024年6月

      不動産担保融資のエム・アール・エフを子会社化することを決定。「経営戦略2024」では手元資金216億円をM&Aなどに投資する計画を示した。

    • 2025年9月

      1株を5株とする株式分割(9月30日基準日)。同日に分割調整後の高値1,600円を付けた。

    • 2026年7月

      年間配当予想を74円から130円に引き上げ、2027年3月期の純利益予想を86億円に上方修正。山洋の子会社化も発表(7月22日)。翌23日にストップ高となり終値1,953円。

  5. 05 / 052026年10月 · 2,263円(分割後)

    いまは23.0倍(最高から-1%)

    • ピークのあと

      ピーク(2025年9月30日、分割調整後の高値1,600円)の後、2026年3月期は売上高655億円、営業利益96億円だった。2026年7月22日に年間配当予想を74円から130円へ引き上げ、2027年3月期の純利益予想を71億円から86億円へ上方修正し、綿棒メーカー山洋の子会社化も発表した。23日はストップ高で終値1,953円となり、9月の高値を上回ったため、DBのピークよりその後の株価が高い点に注意が必要だ。

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