思惑・資本政策 · ビットコイン保有

イオレは、なぜ12.5倍になったのか

従業員向けアプリ中心の赤字小型株が、2025年に暗号資産トレジャリー参入とAIデータセンター事業を打ち出し、8月14日の中期経営計画の公表で株価が年初比約20倍の990円まで急騰した。

下へスクロールすると、起点から今日までの値動きを順にたどれます。縦軸は起点を1とした倍率(配当込み・対数目盛り)で、上がるにつれて目盛りの上限も広がります。

  1. 01 / 052022年9月 · 772円

    772円から始まる

  2. 02 / 052023年1月 · 1,562円

    約3か月で2倍

    • 2倍のころに見えていたサイン

      2倍到達の2023年1月ごろの具体的な材料は今回の調査では確認できなかった。2025年に入ると、3月27日のストップ高(641円)と7月7日の暗号資産事業参入発表が先行して見えていた。

  3. 03 / 052025年8月 · 8,180円

    約2年10か月で10倍

    • 2025年3月

      3月27日にストップ高(641円、前日比+100円)となった。

    • 2025年7月

      7月7日に暗号資産トレジャリーと暗号資産レンディング事業への参入を発表した。

    • 2025年8月

      8月14日に中期経営計画(2026〜2028年)を公表。2028年3月期に売上220億円・営業利益33億円を目指す。株価は一時990円(年初比約20倍)。25日にピーク。

  4. 04 / 052025年8月 · 9,680円

    最高は12.5倍

  5. 05 / 052026年10月 · 586円(分割後)

    いまは7.6倍(最高から-39%)

    • 2025年10月

      10月14日に暗号資産金融事業の戦略発表会を開き、ネオクリプトバンク構想(2027年度公開目標)を発表。ビットコインの買付・保有を開始した。

    • 2025年12月

      12月に約12.4BTCを追加取得し、累計は約101.6BTCとなった。新株予約権の行使進捗に伴う取得とされる。

    • 2026年1月

      1月28日に暗号資産レンディングのサービス提供を開始した。

    • 2026年6月

      2026年3月期決算。売上141.6億円、営業利益2.1億円。AIデータセンター事業が売上の約7割を占めた。

    • ピークのあと

      ピーク(2025年8月25日)の後、2025年10月14日に「ネオクリプトバンク構想」を発表し、10月からビットコインの買付・保有を開始した。2026年1月28日に暗号資産レンディングの提供を始め、2026年3月期末までに168.5BTCを取得した一方、約6.8億円の暗号資産評価損を計上した。2026年4〜6月期は売上62億円・営業利益1.5億円だが、評価損1.3億円で純利益は0.17億円にとどまった。株価の下落幅は未確認。

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