業績転換 · ウルトラマンIPとパチンコ復調

円谷フィールズホールディングスは、なぜ27.3倍になったのか

コロナ禍の赤字から、ウルトラマンの海外ライセンスとエヴァ・ゴジラ系パチンコのヒットで利益が急回復し、株価が最高で約27倍になった。

下へスクロールすると、起点から今日までの値動きを順にたどれます。縦軸は起点を1とした倍率(配当込み・対数目盛り)で、上がるにつれて目盛りの上限も広がります。

  1. 01 / 052020年3月 · 134円

    134円から始まる

    • 2018年4月

      ウルトラマンの海外展開の障害だった約20年の訴訟が解決し、アジアでのロイヤリティ収入が拡大しやすくなった。

  2. 02 / 052021年1月 · 259円

    約10か月で2倍

    • 2倍のころに見えていたサイン

      2倍到達(2021年1月)のころの材料は今回確認できていない。黒字転換の兆しは2022年2月の第3四半期決算で見え、営業利益が23.7億円(前年同期は18.7億円の赤字)になり、パチンコ『新世紀エヴァンゲリオン〜未来への咆哮〜』の高稼働とウルトラマンの好調が理由とされた。

  3. 03 / 052022年11月 · 1,258円

    約2年8か月で10倍

    • 2021年3月

      2021年3月期はコロナ禍で遊技機市場が縮小し、売上高388億円、営業損失22億円となった。

    • 2022年2月

      第3四半期決算で営業利益23.7億円と黒字転換。パチンコ『新世紀エヴァンゲリオン〜未来への咆哮〜』の高稼働が寄与した。

    • 2022年5月

      映画『シン・ウルトラマン』が公開(5月13日)。Netflix配信『ULTRAMAN』シーズン2は4月から配信された。

    • 2022年10月

      持株会社体制へ移行し、社名を円谷フィールズホールディングスへ変更(10月3日)。遊技機事業は新会社フィールズが承継した。

  4. 04 / 052023年8月 · 3,340円

    最高は27.3倍

    • 2023年5月

      2023年3月期決算を発表。売上高1,171億円、営業利益109.5億円。『Pゴジラ対エヴァンゲリオン』が業界最大のヒットとなり、パチンコ7機種・パチスロ6機種で21.9万台を販売した。

  5. 05 / 052026年10月 · 2,430円

    いまは22.5倍(最高から-17%)

    • 2026年7月

      第1四半期決算とあわせて通期営業利益予想を225億円へ上方修正し、中期経営計画の最終年度の数字も引き上げた。ストップ高買い気配となった(7月28日)。

    • ピークのあと

      ピーク(2023年8月)後も業績は伸び、営業利益は2024年3月期118億円、2025年3月期153億円、2026年3月期175億円となった。2024年3月にソフィアを子会社化した。2026年7月28日には第1四半期決算とあわせて通期営業利益予想を190億円から225億円へ上方修正し、ストップ高買い気配となった。報道では8月4日に2,545円まで上昇したとされるが、DBのピークとの比較は今回確認していない。

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