思惑・資本政策 · 低位株

ウェルディッシュは、なぜ11.5倍になったのか

赤字続きだった小型の食品会社が、2024年に中国企業との業務受託契約や黒字転換見通し、M&Aの動きを相次いで開示し、買い材料が重なって2024年11月に株価が起点の約11倍になった。

下へスクロールすると、起点から今日までの値動きを順にたどれます。縦軸は起点を1とした倍率(配当込み・対数目盛り)で、上がるにつれて目盛りの上限も広がります。

  1. 01 / 052020年4月 · 86円

    86円から始まる

  2. 02 / 052021年6月 · 173円

    約1年2か月で2倍

  3. 03 / 052024年11月 · 870円

    約4年7か月で10倍

    • 2024年3月

      化粧品販売のメディアートを子会社化。2024年3月期は売上高20億円、営業損失1.2億円で、11期連続の純損失と債務超過から継続企業の前提に疑義が付いた。

    • 2024年5月

      取締役会で第三者割当による新株式の発行を決議。債務超過の解消を見込むとされた。

    • 2024年6月

      社名を石垣食品からウェルディッシュへ変更し、本社を東京都港区白金台へ移転。

    • 2024年10月

      10月4日、中国の卸売企業と、保有する商標権を使った化粧品・健康食品の企画・販売・コンサルティングの業務受託契約を締結したと発表。3年間で約1億元の売上を見込むとして一時ストップ高。10月31日には2025年3月期の純損益を赤字から3億円の黒字へ上方修正。

    • 2024年11月

      11月8日に上場来高値997円を付けた。11月21日にはグランドルーフの全株取得を目的とする基本合意書を締結。

  4. 04 / 052024年11月 · 990円

    最高は11.5倍

  5. 05 / 052026年10月 · 127円

    いまは1.5倍(最高から-87%)

    • 2024年12月

      12月26日、ハーバーリンクスの全株取得を目的とする基本合意書を締結。

    • 2025年3月

      グランドルーフを連結子会社化。2025年3月期は売上高約20億円で、営業損益と純損益が黒字に転じた。

    • 2025年10月

      IMGホールディングスと株式交換契約を締結(2025年7月には決算期を3月から8月へ変更済み)。

    • ピークのあと

      ピーク(2024年11月8日、上場来高値997円)の後も、2024年11月にグランドルーフ、12月にハーバーリンクスの全株取得を目的とする基本合意書を結び、2025年3月にグランドルーフを子会社化した。2025年7月には決算期を3月から8月へ変更し、メディアートとグランドルーフを吸収合併した。2025年10月にはIMGホールディングスと株式交換契約を結んだ。株価の推移はこの調査では確認できていない。

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