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日東紡績は、なぜ18.5倍になったのか

AIサーバーの高性能基板に使う低誘電ガラスクロス(Tガラス)の供給逼迫で、電子材料の利益が急増し、2023年5月の安値から約3年で株価が約18倍になった。

下へスクロールすると、起点から今日までの値動きを順にたどれます。縦軸は起点を1とした倍率(配当込み・対数目盛り)で、上がるにつれて目盛りの上限も広がります。

  1. 01 / 052023年5月 · 1,800円

    1,800円から始まる

  2. 02 / 052023年8月 · 3,665円

    約2か月で2倍

    • 2023年8月

      8月8日に起点から2倍に到達。株価は2023年3月の2,015円から2024年8月に5,610円へ。

    • 2倍のころに見えていたサイン

      2倍到達(2023年8月)の時点で外から見えていた具体的材料は確認できていない。株価は2023年3月の2,015円から2024年8月1日に5,610円へ2.7倍になっており、2024年8月には2025年3月期の売上1,090億円・営業利益150億円(従来比20%増)への上方修正が出た。

  3. 03 / 052026年1月 · 17,580円

    約2年8か月で10倍

    • 2024年8月

      2025年3月期の業績予想を上方修正(売上1,090億円、営業利益150億円)。

    • 2025年10月

      福島事業所でTガラスクロスの増産ライン建設を開始(投資約150億円、補助金約24億円、能力を約3倍)。

    • 2025年12月

      AMDが顧客へガラスクロスの供給不足を通知したと伝えられる。

    • 2026年1月

      1月22日に起点から10倍。同日の高値は3,568円。

  4. 04 / 052026年5月 · 31,950円

    最高は18.5倍

    • 2026年5月

      5月7日にピーク(約18.5倍)。2026年3月期は売上1,182億円・営業利益208億円で、電子材料が営業利益の約93%。

  5. 05 / 052026年10月 · 3,435円(分割後)

    いまは10.0倍(最高から-46%)

    • 2026年8月

      8月6日に第1四半期決算後、成長期待に届かず急落。

    • ピークのあと

      ピーク(2026年5月7日)の後、2026年8月6日に2027年3月期第1四半期決算を発表し、成長の鈍化と価格転嫁の限界が意識されて株価が急落した。供給は引き続き逼迫しているが、設備投資と研究開発費が利益を押し下げたと説明されている。福島事業所のTガラスクロス増産ラインの稼働は2026年末〜2027年初めの見通し。

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