構造変化テーマ · AIデータセンター
さくらインターネットは、なぜ29.6倍になったのか
2023年11月に政府クラウド事業者へ日本企業として初めて選定され、生成AI向けGPUクラウドの期待も重なって、2024年3月上旬までに株価が約30倍になった。
下へスクロールすると、起点から今日までの値動きを順にたどれます。縦軸は起点を1とした倍率(配当込み・対数目盛り)で、上がるにつれて目盛りの上限も広がります。
01 / 052020年3月 · 354円
354円から始まる
02 / 052020年9月 · 750円
約5か月で2倍
- 2倍のころに見えていたサイン
2020年9月の2倍到達のころに外から見えていた具体的なサイン(決算・修正など)は、今回の調査では確認できなかった。
- 2倍のころに見えていたサイン
03 / 052024年1月 · 3,595円
約3年10か月で10倍
- 2023年11月
政府クラウドの提供事業者として、日本企業で初めて条件付きで採択された。
- 2023年12月
NVIDIAのCEOが提携の意向を示したと報じられ、株価が上昇。2023年の東証プライム値上がり率は約344%で首位。
- 2024年1月
NVIDIA製GPUを使う生成AI向けクラウドサービスを開始。1月17日にストップ高(終値4,295円)、上場来高値を更新。
- 2023年11月
04 / 052024年3月 · 10,270円
最高は29.6倍
- 2024年3月
3月上旬に一時10,980円を付け、3月7日にピーク。
- 2024年3月
05 / 052026年10月 · 3,780円
いまは10.9倍(最高から-63%)
- 2025年1月
2025年3月期の売上高予想を290億円から310億円へ、純利益予想を15.5億円から21億円へ上方修正。株価は前日比11.86%高。
- 2025年3月
2025年3月期は売上高290億円(前期比32.9%増)、営業利益26億円。GPUクラウドの売上は約63億円。
- 2026年3月
2026年3月期は売上高353億円(前期比12.4%増)ながら営業損失4億円と赤字に転じた。
- ピークのあと
ピーク(2024年3月7日)後も事業は拡大し、2025年1月には2025年3月期の売上高予想を290億円から310億円へ、純利益予想を15.5億円から21億円へ上方修正した(H100 GPU 800基の追加投資が寄与)。一方、2026年3月期は売上高353億円と過去最高ながら営業損失4億円となり、AI投資が先行して利益が出ない形になった。株価は2026年6月1日時点で3,025円とされ、ピーク時の10,980円から大きく下げている。
- 2025年1月