業績転換 · アニメ版権

IGポートは、なぜ11.3倍になったのか

アニメ制作は赤字でも、電子書籍と版権(二次利用の収益分配)が好調で営業利益が伸び、海外配信向けのアニメ需要も追い風となって、2022年3月から2024年12月に株価が約11倍になった。

下へスクロールすると、起点から今日までの値動きを順にたどれます。縦軸は起点を1とした倍率(配当込み・対数目盛り)で、上がるにつれて目盛りの上限も広がります。

  1. 01 / 052022年3月 · 996円

    996円から始まる

  2. 02 / 052022年12月 · 2,004円

    約9か月で2倍

    • 2022年12月

      2023年5月期の営業利益予想を4.25億円から7.95億円へ上方修正(電子書籍と版権が想定を上回る)。

    • 2倍のころに見えていたサイン

      2倍到達のころ(2022年12月)は、2023年5月期の営業利益予想を4.25億円から7.95億円へ大幅に引き上げた時期にあたる。電子書籍と版権の売上が想定を上回ったためで、売上は減収だった。2023年1月には株価が約1年前の1.6倍になっていた。

  3. 03 / 052024年11月 · 2,479円(分割後)

    約2年8か月で10倍

    • 2023年12月

      2023年の株価上昇率が113%で1位となった(年初2,190円から年末4,680円。分割前の株価)。

    • 2024年6月

      1株を4株とする株式分割を実施(6月1日)。

    • 2024年7月

      2025年5月期の営業利益42%増の見通しを発表してストップ高。7月23日には2024年5月期の営業利益12.3億円を発表し年初来高値。

    • 2024年10月

      2025年5月期第1四半期は営業利益34%増の4.4億円(君に届け 3RD SEASONのライセンス収入を一括計上)。

  4. 04 / 052024年12月 · 2,720円(分割後)

    最高は11.3倍

  5. 05 / 052026年10月 · 1,117円(分割後)

    いまは4.7倍(最高から-58%)

    • 2025年1月

      2025年5月期第2四半期は売上47%増、営業利益38%増。版権事業の営業利益は約2.5倍。1月24日にプロダクション・アイジーがシグナル・エムディを吸収合併すると発表し、1月27日にはいちよし経済研究所が目標株価4,000円でカバレッジを開始。

    • 2025年7月

      2025年5月期は売上146億円、営業利益14.3億円と過去最高だが、映像制作事業の赤字拡大で利益は予想を下回った。

    • 2026年7月

      2026年5月期の営業利益が46%減となり、2027年5月期も24%減益を見込むと発表。7月16日に株価が急落して年初来安値。

    • ピークのあと

      ピーク(2024年12月23日)の後、2025年5月期は増収増益だったが映像制作事業の損失拡大で利益は予想を下回った。2026年5月期は営業利益が前期比46%減の7.7億円となり、予想の10.3億円も下回った(グッズの未達とアニメ制作の受注損失引当金が主因。出版と版権は好調)。2027年5月期も24%減の5.8億円を見込み、2026年7月16日の決算発表後に株価は急落して年初来安値を更新した。

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