構造変化テーマ · AIデータセンター
イビデンは、なぜ14.7倍になったのか
生成AIサーバー向けICパッケージ基板の需要拡大と大型設備投資への期待で、2024〜2025年の利益停滞から2027年3月期に営業利益が約2倍となる見通しへ転じ、約3年半で株価が約15倍になった。
下へスクロールすると、起点から今日までの値動きを順にたどれます。縦軸は起点を1とした倍率(配当込み・対数目盛り)で、上がるにつれて目盛りの上限も広がります。
01 / 052022年6月 · 3,720円
3,720円から始まる
02 / 052023年5月 · 7,360円
約11か月で2倍
- 2023年5月
2023年3月期決算を発表。営業利益は724億円で、株価は起点の安値から2倍に到達した。
- 2倍のころに見えていたサイン
2倍到達(2023年5月)のころは、2023年3月期の営業利益が724億円と前期の708億円から小幅増にとどまり、個別の強い材料は出典で確認できなかった。AI向け基板需要が明確な材料として株価に表れたのは、2025年5月の決算でのストップ高以降である。
- 2023年5月
03 / 052026年5月 · 19,250円(分割後)
約3年11か月で10倍
- 2025年5月
2026年3月期見通しを発表(売上高4,100億円・営業利益480億円)。生成AIサーバー向け基板が前期の約2倍と説明され、株価はストップ高(2025年5月9日、+16.97%)。
- 2025年9月
エヌビディアが新製品「Rubin CPX」を発表。イビデンが同社向け基板を主に供給しているとの思惑で、株価は年初来高値を更新した。
- 2026年5月
2026年3月期決算を発表。売上高4,162億円(前期比12.7%増)、営業利益620億円(同30.3%増)。2027年3月期の営業利益予想は900億円、設備投資は過去最大規模の2,100億円。同月に株価は起点の10倍に到達した。
- 2025年5月
04 / 052026年6月 · 26,425円(分割後)
最高は14.7倍
- 2026年6月
6月22日に株価がピークを付けた。AI半導体関連のプリント基板株が株探の特集で取り上げられ、イビデンが筆頭格として紹介された。
- 2026年6月
05 / 052026年10月 · 11,625円(分割後)
いまは12.9倍(最高から-12%)
- 2026年8月
8月4日に2027年3月期第1四半期を発表し、通期の営業利益予想を900億円から1,270億円へ上方修正。株価は23.1%上昇した。
- ピークのあと
ピーク(2026年6月22日)の後、7月下旬から8月初めにかけて株価は1.3万〜1.8万円台まで調整した。2026年8月4日に2027年3月期第1四半期(売上高1,232億円・前年同期比26.4%増、営業利益269億円・同52.4%増)を発表し、通期の営業利益予想を900億円から1,270億円へ引き上げた。この発表を受けて株価は一日で23.1%上昇したと報じられた。
- 2026年8月