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免疫生物研究所

4570東証グロース · 医薬品

2022年3月の安値から、赤字脱却と海外のELISAキット好調が続いたうえ、2025年11月の抗HIV抗体の米国特許の発表と空売りの買い戻しで連日のストップ高となり、株価が約13倍になった。

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起点からの最高倍率

13.3倍

2025年12月

10倍に到達
2025年11月
起点から到達まで
約3年8か月

値動き

2022年3月の287円から、2025年12月に3,820円。

1倍2倍3倍5倍10倍2023202420252026起点2倍10倍最高いま
1倍2倍3倍5倍10倍20232025起点2倍10倍最高いま
縦軸は起点の株価を1とした倍率(配当込み・対数目盛り)。週ごとの終値。線に触れると、その週の当時の株価が出ます。

起点から今日まで、スクロールで値動きをたどる

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起点(安値)
287円2022年3月
2倍
652円2023年7月・起点から約1年3か月
10倍
3,120円2025年11月・起点から約3年8か月
最高
3,820円2025年12月・13.3倍
いま
1,074円2026年10月9日・3.8倍・最高から-72%

何が起きたか

起点の2022年3月は、抗体を使った診断試薬、検査サービス、遺伝子組換えカイコによるタンパク質製造を手がける売上10億円規模の小型バイオ企業で、2022年3月期は営業赤字(1.2億円)だった。その後、2023年3月期に営業黒字へ転換し、2025年3月期は海外大手CRO向けのELISAキットのまとめ買いなどで売上9.7億円、営業利益2.1億円と倍増した。2025年11月12日に熊本大学などと共同開発した抗HIV抗体とその製造方法の米国特許取得を発表すると、株価は連日ストップ高となった。11月下旬には貸株市場で空売りが増えていたため、買い戻しが需給をさらに押し上げたと報じられた。業績の絶対額に対して株価の上げ幅が大きく、材料と需給の影響が強いとみられる。

上昇を支えた柱

特許取得という材料と空売りの買い戻しによる需給で、短期間に買いが集まったこと。

柱が折れる兆しとして見るもの

特許が売上や契約につながるかの開示、貸株の空売り残の増減、ストップ高後の出来高の変化を確認する。

2倍のころに見えていたサイン

2倍到達の2023年7月ごろは、2022年3月期の営業赤字(1.2億円)から2023年3月期に営業利益0.6億円の黒字へ転換した直後だった。

年表

  1. 株価の起点。2022年3月期は営業赤字。
  2. 2023年3月期に営業黒字へ転換(営業利益0.6億円)。
  3. 2025年3月期決算。売上9.7億円(+18.7%)、営業利益2.1億円(+100.7%)。海外ELISAキット好調、TGカイコ事業が74%増。
  4. アーティエンスと高精度の体外診断薬開発で基本合意と報じられた。
  5. 11月12日に抗HIV抗体の米国特許取得を発表。25日には空売りの買い戻しを誘発してストップ高買い気配になった。
  6. 12月1日にもストップ高。この前後で連日ストップ高となった。

業績

期売上高営業利益
2022年3月期百万円値(647、-122)を換算6.5億円-1.2億円
2023年3月期百万円値(794、57)を換算7.9億円0.6億円
2025年3月期有価証券報告書(969,533千円、209,345千円)。2024年3月期は売上8.2億円、営業利益1.0億円9.7億円2.1億円
2026年3月期財務データサイトの値(1,004、281百万円)。決算短信は未確認10億円2.8億円

ピークのあと

ピーク(2025年12月1日)の後の動きは調べきれていない。2026年3月期は売上高10.0億円、営業利益2.8億円と増収増益だった(決算数値は財務データサイトの値)。

2倍に届いた時点のデータ

時価総額(概算)
58億円
起点から2倍まで
324営業日
起点から10倍まで
909営業日
値動きの条件基準この銘柄
小型時価総額が83億円未満当てはまる
速い安値から2倍まで77営業日以内—
急騰直近20日の上昇率が51%超当てはまる
回転浮動株回転(10日売買高÷浮動株数)が0.137以上当てはまる

4つの条件は、2倍に届いた銘柄のうち10倍まで行きやすかった値動きの特徴です。詳しくはこのサイトについて。

出典

  1. 株探: 免疫生物研がストップ高カイ気配、空売り買い戻しを誘発(2025-11-25)
  2. 株探: 本日のストップ高/ストップ安 前場(2025-12-01)
  3. EDINET DB: 免疫生物研究所 有価証券報告書(2025年3月期)
  4. 松井証券: 免疫生物研究所 決算
  5. kabu.bridge salon: 免疫生物研究所の将来性

型: 思惑・資本政策(業績より、材料・資本政策・需給で株価が動いた)。副次の型: 業績転換。 背景の確からしさ: 中(出典の質と量から判断)。調査日: 2026年10月9日。 背景は報道・決算資料などを要約したもので、原文ではありません。