構造変化テーマ · 蓄電池

パワーエックスは、なぜ10.5倍になったのか

2025年12月の上場後、系統用蓄電池の受注残が800億円超に積み上がり黒字化が見えたうえ、AIデータセンター向けの新事業や相次ぐ大型受注が重なって、上場初日の安値から約5カ月で株価が約10倍になった。

下へスクロールすると、起点から今日までの値動きを順にたどれます。縦軸は起点を1とした倍率(配当込み・対数目盛り)で、上がるにつれて目盛りの上限も広がります。

  1. 01 / 052025年12月 · 1,430円

    1,430円から始まる

    • 2025年12月

      東証グロースに上場(12月19日)。初値は1,130円で公開価格を7.4%下回った。

  2. 02 / 052026年2月 · 3,025円

    約1か月で2倍

    • 2026年2月

      2025年12月期決算(2月13日)で売上高193億円、2026年12月期の黒字化予想、受注残801億円を公表。コンテナ型データセンター「Mega Power DC」も発表し、IIJと共同検討を開始。

    • 2倍のころに見えていたサイン

      2倍到達(2026年2月16日)の3日前の2026年2月13日に、2025年12月期決算で売上高193億円(前期比3.1倍)、EBITDAがほぼ損益ゼロの1億円の赤字まで改善したことと、2026年12月期に営業黒字化する予想、受注残801億円が公表された。12月末には補助金の採択があり、2027年分の案件が大きく増えたと説明された。

  3. 03 / 052026年5月 · 14,960円

    約4か月で10倍

    • 2026年3月

      3月31日の大引け後に大型受注を発表(内容は未確認)。

    • 2026年4月

      4月20日〜5月12日にかけて、合計約98億円の大型受注が相次いで公表された(2027年売上計上予定)。

    • 2026年5月

      5月8日にストップ高で上場来高値を更新、5月11日に高値5,577円(分割調整後)。14日にAI GPU向け蓄電ラック「PowerX Energy Blade」を発表し、5月18日にピーク。

  4. 04 / 052026年5月 · 14,990円

    最高は10.5倍

  5. 05 / 052026年10月 · 2,024円(分割後)

    いまは4.3倍(最高から-59%)

    • 2026年6月

      1株を3株とする株式分割(6月1日)。6月22日に海外市場向け大型蓄電システムの初受注を発表し急騰。

    • 2026年8月

      中間決算で通期の売上高予想を400億円に引き上げ。受注残は約784億円。

    • ピークのあと

      ピーク(2026年5月18日)の後、6月1日に1株を3株とする株式分割を実施し、6月22日に海外市場向け大型蓄電システムの初受注を発表して急騰した。8月の2026年12月期中間決算では、売上高68.9億円(前年同期比48%増)、営業損失10.7億円で、通期の売上高予想を380億円から400億円に引き上げた。9月15日の株価は2,400円で、高値(5,577円)から約57%下落した。

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