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レナサイエンスは、なぜ11.0倍になったのか

売上がほとんどない創薬ベンチャーが、2025年に脱毛症治療薬の第1相試験の好結果や老化・長寿領域の話題で人気化し、安値302円から約5カ月で約10倍になった。

下へスクロールすると、起点から今日までの値動きを順にたどれます。縦軸は起点を1とした倍率(配当込み・対数目盛り)で、上がるにつれて目盛りの上限も広がります。

  1. 01 / 052022年10月 · 286円

    286円から始まる

  2. 02 / 052023年6月 · 577円

    約7か月で2倍

    • 2倍のころに見えていたサイン

      2023年6月の2倍到達のころの材料は確認できなかった。10倍の動きは2025年1月の脱毛症薬の第1相試験の結果発表とその後の材料の連続が起点だった。

  3. 03 / 052025年7月 · 2,933円

    約2年8か月で10倍

    • 2025年1月

      1月9日、Eirion社が進める脱毛症外用薬ET-02(有効成分RS5441)の第1相試験で良好な結果が出たと発表。同月、米大学との取り組みを材料にストップ高も付けた。

    • 2025年2月

      悪性黒色腫を対象にRS5614の第3相試験を開始した。

    • 2025年3月

      糖尿病患者のインスリン投与量を予測するAIの臨床性能試験で、目標の正解率を上回る結果(POC)を取得した。

    • 2025年5月

      5月13日、長寿医療の国際コンペXPRIZE HealthspanのTOP40(セミファイナリスト)入りと賞金獲得を発表した。

    • 2025年7月

      7月17日、局所進行非小細胞肺がんの第2相試験で患者への投与を開始と発表。7月31日に年初来高値3,310円を付けた。

  4. 04 / 052025年7月 · 3,140円

    最高は11.0倍

  5. 05 / 052026年10月 · 1,033円

    いまは3.6倍(最高から-67%)

    • 2025年8月

      8月18日、XPRIZE Healthspanのセミファイナル臨床試験(特定臨床研究)の開始を発表した。

    • 2025年10月

      10月6日の引け後、サウジアラビアの医療研究機関KAIMRCと基本合意書を締結と発表し、翌日ストップ高買い気配になった。

    • 2025年11月

      11月28日、科学誌NatureにRS5614のがん・抗加齢領域に関する記事が掲載された。

    • ピークのあと

      ピーク(2025年7月30日、年初来高値は7月31日の3,310円)の後、8月18日にXPRIZEのセミファイナル臨床試験の開始、10月7日にはサウジアラビアの医療研究機関KAIMRCと基本合意書を結んでストップ高買い気配、11月28日に科学誌Natureで同薬の記事が掲載されるなど材料は続いたが、株価は反落し、2026年8月時点で1,500円付近と伝えられる。2026年3月期は売上0.68億円、純損失3.0億円と赤字で、2027年3月期は純損失5.5億円を見込む。

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