思惑・資本政策 · 猛暑・熱中症対策

リベルタは、なぜ28.9倍になったのか

冷感衣料「FREEZETECH」の販売拡大と猛暑・熱中症対策の義務化への期待に、北米展開や株主向け記念品が重なり、利益が伸びないまま株価が2022年3月から2025年1月に約29倍になった。

下へスクロールすると、起点から今日までの値動きを順にたどれます。縦軸は起点を1とした倍率(配当込み・対数目盛り)で、上がるにつれて目盛りの上限も広がります。

  1. 01 / 052022年3月 · 469円

    469円から始まる

  2. 02 / 052024年5月 · 1,010円

    約2年2か月で2倍

    • 2024年5月

      5月15日に株式分割を決議。5月21日に氷撃αを6月下旬に発売すると発表。

    • 2倍のころに見えていたサイン

      2倍到達のころ(2024年5月)は、5月15日に株式分割を決議し、5月21日にFREEZETECHの新製品「氷撃α」(世界初の固体ポリマー型温度調節材料)を6月下旬に発売すると発表した時期にあたる。4月23日にはペルチェデバイス搭載の充電式氷嚢ベストも発表していた。

  3. 03 / 052024年12月 · 2,300円(分割後)

    約2年9か月で10倍

    • 2024年7月

      猛暑対策商品の好調による業績上振れ期待と、株主向けの抽選式記念品の贈呈で4日連続のストップ高(7月16〜19日の週)。

    • 2024年11月

      11月14日、米国の連結子会社LIBERTA USA INC.の増資を決議(FREEZETECHの北米展開が目的)。

    • 2024年12月

      12月11日、米国子会社がカナダのCIMA社と独占販売代理店契約を結んだと発表(警察・消防分野を想定)。株価は+10.9%。12月23日の前場に値上がり率1位。

  4. 04 / 052025年1月 · 6,390円(分割後)

    最高は28.9倍

    • 2025年1月

      1月7日に株価がピークを付けた(DBの値)。

  5. 05 / 052026年10月 · 201円(分割後)

    いまは4.6倍(最高から-84%)

    • 2025年5月

      全国初の猛暑日と熱中症対策の義務化(6月から)を受けて、5月22日にストップ高。

    • 2025年9月

      9月12日、2025年12月31日を基準日とする1株を5株とする株式分割を決議。

    • 2026年8月

      2026年12月期の連結業績予想を下方修正(売上132億円から105億円、営業損益を黒字3.5億円から赤字4.2億円へ)。期末配当は2円から無配に。株価はストップ安水準。月は出典から推定。

    • ピークのあと

      ピーク(2025年1月7日)の後、2025年5月22日には全国初の猛暑日と企業の熱中症対策義務化(6月から)を受けてストップ高(1,637円、+22.4%)になった。2025年12月期の売上は100億円に伸びたが営業利益は1.3億円にとどまった。2025年9月に1株を5株とする株式分割を決議し、2026年3月には行使価額修正条項付の新株予約権をSMBC日興証券に割り当てた。2026年12月期の予想は、6月の猛暑日が前年より少なくFREEZETECHが計画を下回ったことなどから、売上132億円から105億円、営業損益は3.5億円の黒字から4.2億円の赤字へ下方修正され、株価はストップ安水準になった。

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