思惑・資本政策 · ビットコイン保有

エスクリプトエナジーは、なぜ19.2倍になったのか

ニッケル地金などを扱う赤字続きの低位株が、2025年3月にビットコイン購入と暗号資産事業への参入を発表し、株価が数カ月で十数倍になった。

下へスクロールすると、起点から今日までの値動きを順にたどれます。縦軸は起点を1とした倍率(配当込み・対数目盛り)で、上がるにつれて目盛りの上限も広がります。

  1. 01 / 052022年2月 · 22円

    22円から始まる

  2. 02 / 052022年3月 · 45円

    約1か月で2倍

    • 2倍のころに見えていたサイン

      2022年3月の2倍到達のころの材料は確認できなかった。10倍の動きは2025年3月17日のビットコイン購入の発表が起点で、2倍到達とは別の局面だった。

  3. 03 / 052025年6月 · 220円

    約3年3か月で10倍

    • 2025年3月

      3月17日、最大5億円のビットコイン購入と暗号資産投資事業の開始を発表し、ストップ高となった。

    • 2025年5月

      5月12日、ビットコイン投資枠の上限を5億円とすることを決議した。

    • 2025年6月

      6月17日に年初来高値422円を付けた(年初は19円前後)。

  4. 04 / 052025年6月 · 422円

    最高は19.2倍

  5. 05 / 052026年10月 · 48円

    いまは2.2倍(最高から-89%)

    • 2025年7月

      7月初めに155円まで急落したと伝えられる。

    • 2025年9月

      取得枠を拡大。香港のロング・コリドー・アセット・マネジメントを財務パートナーとし、今後1年間の保有計画額を96億円にしたと報じられた。

    • 2026年1月

      1月5日に年初来高値283円を付けた。

    • 2026年4月

      4月1日にエス・サイエンスからエスクリプトエナジーへ社名変更した。暗号資産とエネルギー(蓄電所)事業を掲げる。

    • 2026年6月

      6月23日に年初来安値49円まで下落した。2026年3月期は純損失25.3億円。

    • ピークのあと

      ピーク(2025年6月17日)の後、7月初めには155円へ急落したと伝えられ、年末は250円前後に戻した。2026年1月5日に年初来高値283円を付けたが、6月23日には年初来安値49円まで下がった。2026年3月期は経常損失25.2億円、純損失25.3億円と赤字が拡大し、2026年4月1日にエスクリプトエナジーへ社名変更した。2026年4〜6月期もビットコイン296BTC(約28億円、総資産の51%)を保有する一方、売上は金属・不動産事業のみで、純損失は5.1億円。株価は9月に53円前後だった。

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