高成長 · IR・SR支援とアクティビスト対応

アイ・アールジャパンホールディングスは、なぜ74.3倍になったのか

上場企業のIR・株主対応を支援する会社が、2020年3月期に大型案件で営業利益を2.5倍に伸ばし、株価が最高で約74倍になった。

下へスクロールすると、起点から今日までの値動きを順にたどれます。縦軸は起点を1とした倍率(配当込み・対数目盛り)で、上がるにつれて目盛りの上限も広がります。

  1. 01 / 052016年1月 · 294円

    294円から始まる

    • 2016年1月

      株価の起点。IR・SR支援を主力とし、2016年3月期の売上高は34.7億円、営業利益は7.8億円だった。

  2. 02 / 052016年9月 · 590円

    約8か月で2倍

    • 2016年9月

      株価が起点の2倍に到達。営業利益率は22.5%(2016年3月期)に上昇していた。

    • 2倍のころに見えていたサイン

      2倍に到達した2016年9月のころは、営業利益率が2015年3月期の17.1%から2016年3月期の22.5%、2017年3月期の26.3%へ年々上がっており、売上より利益が速く伸びる収益構造が決算から読み取れた。

  3. 03 / 052019年5月 · 2,675円

    約3年4か月で10倍

    • 2018年12月

      東証一部へ昇格(2018年中)。2019年3月期の売上高は48.3億円、営業利益は14.3億円だった。

    • 2019年5月

      株価が起点の10倍に到達。

  4. 04 / 052021年1月 · 19,170円

    最高は74.3倍

    • 2020年5月

      2020年3月期決算を発表。売上高は前期比59.1%増の76億円、営業利益と経常利益はいずれも約2.5倍の36億円、純利益は2.5倍の24億円。

    • 2021年1月

      株価がピーク(起点の約74倍)を付ける。2021年3月期は売上高82.8億円、営業利益40.8億円で最高水準。

  5. 05 / 052026年10月 · 741円

    いまは3.4倍(最高から-95%)

    • 2023年3月

      2023年3月期の営業利益は11.2億円に低下し、ピーク期の約3割になった。

    • ピークのあと

      ピーク後の2022年3月期は売上高84.0億円、営業利益34.9億円と減益になり、2023年3月期は売上高60.1億円、営業利益11.2億円まで落ちた。大型案件が剥落したためとみられる。2023年には元副社長が金融商品取引法違反(取引推奨)の疑いで逮捕され、後に有罪判決を受けたと報じられている。

アイ・アールジャパンホールディングスの詳しいデータ(業績・出典など)を見る