思惑・資本政策 · レアアース・南鳥島

東洋エンジニアリングは、なぜ13.6倍になったのか

南鳥島沖のレアアース泥の採掘計画に関わる「関連銘柄」として買われ、本業はブラジル案件の損失で赤字に転落したまま、2025年4月の安値から約9カ月で株価が約13倍になった。

下へスクロールすると、起点から今日までの値動きを順にたどれます。縦軸は起点を1とした倍率(配当込み・対数目盛り)で、上がるにつれて目盛りの上限も広がります。

  1. 01 / 052025年4月 · 541円

    541円から始まる

    • 2025年4月

      4月7日に起点の安値。

  2. 02 / 052025年7月 · 1,119円

    約3か月で2倍

    • 2025年7月

      7月17日に起点から2倍に到達。

  3. 03 / 052026年1月 · 6,370円

    約9か月で10倍

    • 2025年10月

      10月20日、特段の個別材料なしに前日比16.68%高の2,050円。南鳥島沖のレアアース採掘への期待と「高市銘柄」としての物色とみられる。

    • 2025年12月

      12月23日、海洋研究開発機構が南鳥島周辺で2026年1〜2月に機器動作試験、2027年に本格採掘試験を行うと報じられた。

    • 2026年1月

      1月14日に起点から10倍、15日にピーク(13.6倍)。1月23日にも14.76%高の5,480円で東証プライムの値上がり率1位。

  4. 04 / 052026年1月 · 7,370円

    最高は13.6倍

  5. 05 / 052026年10月 · 2,412円

    いまは4.5倍(最高から-67%)

    • 2026年2月

      2月12日に2026年3月期の通期予想を下方修正(経常損益65億円の黒字予想から130億円の赤字予想へ)し、株価はストップ安。

    • 2026年5月

      5月13日に2026年3月期決算を発表。ブラジル案件の影響で大幅赤字、2027年3月期は営業黒字化を見込む。

    • ピークのあと

      ピーク(2026年1月15日)の約4週間後の2026年2月12日に、ブラジルのガス火力発電案件の採算悪化で通期予想を下方修正し、株価はストップ安となった。修正後の2026年3月期は売上1,850億円、営業利益△200億円、当期利益△150億円の予想で、実績は営業利益△190億円だった。2027年3月期は営業利益30億円の黒字転換と、期末配当25円の復配を会社は見込む。2026年2月には政府主導の試験で水深6,000メートルからの揚泥に成功したと報じられた。

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