思惑・資本政策 · 買収をめぐる攻防

東京機械製作所は、なぜ20.4倍になったのか

投資会社による大量取得と買収防衛策をめぐる攻防で株価が急騰し、最高で約20倍になった。

下へスクロールすると、起点から今日までの値動きを順にたどれます。縦軸は起点を1とした倍率(配当込み・対数目盛り)で、上がるにつれて目盛りの上限も広がります。

  1. 01 / 052020年3月 · 172円

    172円から始まる

  2. 02 / 052021年3月 · 335円

    約1年で2倍

    • 2倍のころに見えていたサイン

      2倍到達(2021年3月)の時点では、買収の動きはまだ報じられていなかったとみられる。個別の材料は出典で確認できなかった。

  3. 03 / 052021年9月 · 1,958円

    約1年5か月で10倍

    • 2021年6月

      アジア開発キャピタルのグループが株の取得を開始。

    • 2021年7月

      7月20日に取得目的を純投資から支配権の取得へ変更。21日までに32.72%を取得。

    • 2021年8月

      6日に会社が買収防衛策の導入を決定。保有割合は約4割に。

    • 2021年9月

      10倍に到達(6日)、ピーク(9日)。

  4. 04 / 052021年9月 · 3,360円

    最高は20.4倍

  5. 05 / 052026年10月 · 565円

    いまは3.4倍(最高から-83%)

    • 2021年10月

      22日の臨時株主総会で防衛策の発動が賛成多数で可決。

    • 2021年11月

      17日に発動を留保。22日にアジア開発がTOBなどを行わない旨を回答。

    • ピークのあと

      10月22日の臨時株主総会で防衛策の発動が賛成多数で可決された。11月17日に会社は発動を留保すると発表し、アジア開発から出資比率を引き下げる誓約書を受け取った。11月22日にアジア開発は、TOB(株式公開買付け)などの大規模な買収活動は行わないと回答した。その後、新聞業界の関係者がアジア開発の持ち株の約32%を取得したと報じられている(時期は未確認)。

東京機械製作所の詳しいデータ(業績・出典など)を見る