業績転換 · 車載半導体
ルネサスエレクトロニクスは、なぜ15.2倍になったのか
車載向けマイコンを軸にIDT・Dialogなどの買収で規模を広げ、半導体不足と円安も追い風に営業利益が2020年12月期の651億円から2022年12月期の約4,242億円へ増え、株価が約10倍になった。
下へスクロールすると、起点から今日までの値動きを順にたどれます。縦軸は起点を1とした倍率(配当込み・対数目盛り)で、上がるにつれて目盛りの上限も広がります。
01 / 052020年3月 · 330円
330円から始まる
- 2020年3月
新型コロナによる相場急落で起点の安値を付けた(3月19日)。2020年12月期は売上7,157億円・営業利益651億円。
- 2020年3月
02 / 052020年6月 · 663円
約2か月で2倍
- 2020年6月
株価が起点の2倍に到達した(6月8日)。相場全体の急回復局面と重なる。
- 2020年6月
03 / 052024年7月 · 3,282円
約4年3か月で10倍
- 2021年2月
英Dialog Semiconductorの買収で合意(2月8日、1株67.50ユーロ、約6,157億円)。8月31日に完了した。
- 2022年12月
2022年12月期の営業利益が約4,242億円(利益率28.3%)と急増した。
- 2024年2月
米Altium(PCB設計ソフト)を約91億豪ドル(約8,879億円)で買収すると発表(2月15日)。8月1日に完了。
- 2024年5月
株価が起点の10倍に到達した(7月4日)。2023年12月期の当期利益3,370億円(過去最高)と約19年ぶりの復配が背景にあった。
- 2024年7月
7月11日に起点の約10.4倍でピーク。18日には半導体株の下落で3,012円まで下げた。
- 2021年2月
04 / 052026年7月 · 4,820円
最高は15.2倍
- 2025年12月
2025年12月期は当期純損失518億円。Wolfspeed関連の減損2,376億円が響いた。
- 2025年12月
05 / 052026年10月 · 3,628円
いまは11.4倍(最高から-25%)
- ピークのあと
ピーク(2024年7月11日)の後、7月18日に半導体株が全面安となり株価は3,012円(前日比6.2%安)まで下げた。2024年12月期は売上約1.35兆円・営業利益2,230億円と減益(前期比42.9%減)になり、2025年はWolfspeed再建支援に関連して預託金などで2,376億円の減損損失を計上し、2025年12月期は当期純損失518億円と6年ぶりの通期赤字になった。2024年8月1日にはAltium(約8,879億円)の買収を完了した。
- ピークのあと