M&A・ロールアップ · 事業承継M&A
セレンディップ・ホールディングスは、なぜ14.6倍になったのか
製造業の事業承継型M&Aを重ねて売上高が2年で約2倍(2025年3月期251億円から2026年3月期511億円)になり、負ののれん発生益や株式分割も重なって、2022年9月の安値から約3年5カ月で株価が10倍になった。
下へスクロールすると、起点から今日までの値動きを順にたどれます。縦軸は起点を1とした倍率(配当込み・対数目盛り)で、上がるにつれて目盛りの上限も広がります。
01 / 052022年9月 · 679円
679円から始まる
02 / 052023年6月 · 1,370円
約8か月で2倍
- 2倍のころに見えていたサイン
2倍到達(2023年6月)のころの具体的な材料は今回の調査では確認できなかった。なお2024年度のM&A実行時に、買収した会社の割安取得による負ののれん発生益が計上され、純利益が4倍超になった。
- 2倍のころに見えていたサイン
03 / 052026年2月 · 1,732円(分割後)
約3年4か月で10倍
- 2024年4月
2024年度(2024年4月〜2025年3月)中にイワヰ、エクセルグループ、トライシスの3社を買収(エクセルグループは樹脂成形会社)。
- 2025年5月
2025年3月期決算(5月12日)。売上高251億円、営業利益7.3億円、純利益20.9億円。負ののれん発生益を計上。
- 2025年12月
12月11日に52週安値950円(分割調整後)を付けた。
- 2026年1月
上限19万株・2億円の自社株買いを発表(1月8日)し株価が急騰。取得期間は1月13日〜5月29日。
- 2026年2月
4〜12月期の経常利益が3.7倍、10〜12月期は17倍で着地(2月10日)。サーテックカリヤのM&Aによる負ののれん発生益28.5億円も計上。
- 2024年4月
04 / 052026年6月 · 2,475円(分割後)
最高は14.6倍
- 2026年5月
2026年3月期決算。売上高511億円(前期比2.04倍)、営業利益21.9億円(同3倍)で、中期計画の目標を1年前倒しで達成。
- 2026年6月
6月23日にピーク。翌24日に年間高値2,600円を付けた。
- 2026年5月
05 / 052026年10月 · 1,298円(分割後)
いまは7.7倍(最高から-48%)
- 2026年8月
2027年3月期第1四半期決算(8月7日)。経常利益6.25億円。通期の経常利益は33億円を予想。
- ピークのあと
ピーク(2026年6月23日)の後、2026年6月24日に年間高値2,600円を付け、2026年8月10日は1,547円、10月6日は1,336円まで下がった。2026年8月7日の決算では、2027年3月期の経常利益を33億円(前期比36.5%増)と予想し、4〜6月期の経常利益は6.25億円だった。
- 2026年8月