思惑・資本政策 · 低位株

日本精密は、なぜ15.9倍になったのか

時計バンドの小型メーカーで、2026年1月中旬から1か月ほどの需給主導の急騰により、2025年4月の安値の約16倍となる940円まで上がった。

下へスクロールすると、起点から今日までの値動きを順にたどれます。縦軸は起点を1とした倍率(配当込み・対数目盛り)で、上がるにつれて目盛りの上限も広がります。

  1. 01 / 052025年4月 · 58円

    58円から始まる

    • 2025年4月

      株価が起点の安値を付けた。

  2. 02 / 052026年1月 · 121円

    約8か月で2倍

    • 2025年6月

      東証から上場維持基準の適合に向けた計画(改善期間入り)の通知を受けた(6月23日)。

    • 2026年1月

      1月5日に年初来安値を付けた後、中旬に1週間で約2.3倍に急騰。1月16日から信用取引の増担保規制が始まった。

    • 2倍のころに見えていたサイン

      2倍に届いた2026年1月5日のころに、株価を押し上げた具体的な開示は確認できなかった。

  3. 03 / 052026年2月 · 675円

    約10か月で10倍

    • 2026年2月

      2月13日に高値940円。2月17日にストップ安。第三者割当による新株発行の払込が2月24日に完了した。

  4. 04 / 052026年2月 · 925円

    最高は15.9倍

  5. 05 / 052026年10月 · 238円

    いまは4.1倍(最高から-74%)

    • 2026年5月

      2026年3月期の経常利益予想を1.4億円から5.33億円へ上方修正(為替差益の計上を含む)。決算を発表。

    • 2026年6月

      中期経営計画『ASEAN Project III』を策定(最終年度は2031年3月期、6月29日)。

    • 2026年8月

      2027年3月期の第1四半期決算を発表(売上高前年同期比42.3%増)。

    • ピークのあと

      ピーク(2026年2月12日ごろ、高値は2月13日の940円)の直後、2月17日にストップ安となり、株価は大きく下げた。2026年10月上旬は237円前後で、高値の約4分の1の水準。業績は2026年5月に2026年3月期の経常利益予想を1.4億円から5.33億円へ上方修正し、4〜6月期は売上高が前年同期比42.3%増、営業利益が126.1%増だったが、会社は通期で減収減益の予想を据え置いている。

日本精密の詳しいデータ(業績・出典など)を見る