思惑・資本政策 · D2C広告・M&A
売れるネット広告社グループは、なぜ12.8倍になったのか
2023年10月に上場した小型のD2C広告会社が、2024年1〜2月に広告運用会社などの買収と新子会社設立を相次いで発表し、約2カ月で株価が10倍を超えた。
下へスクロールすると、起点から今日までの値動きを順にたどれます。縦軸は起点を1とした倍率(配当込み・対数目盛り)で、上がるにつれて目盛りの上限も広がります。
01 / 052023年12月 · 475円
475円から始まる
- 2023年10月
東証グロースに新規上場(2023年10月23日)。
- 2023年10月
02 / 052024年2月 · 1,030円
約1か月で2倍
- 2024年1月
売れるD2C業界M&A社を設立すると発表(1月15日)。
- 2024年2月
グルプス(運用型広告)とオルリンクス製薬(D2C)の全株式取得を発表(2月6日)。越境EC事業の新会社も設立した。
- 2024年2月
2月5〜9日の週にグルプスの完全子会社化を材料にストップ高(株探の話題株ダイジェスト)。21日にピークを付けた。
- 2倍のころに見えていたサイン
2倍到達(2024年2月1日)の直前の2024年1月15日に、売れるD2C業界M&A社の設立を発表していた。M&Aを軸に事業を広げる姿勢は、この時点で外から見えていた。
- 2024年1月
03 / 052024年2月 · 5,090円
約2か月で10倍
04 / 052024年2月 · 6,090円
最高は12.8倍
05 / 052026年10月 · 391円(分割後)
いまは1.6倍(最高から-87%)
- 2024年9月
2024年7月期決算を発表。売上高は約7.6億円(逆算)、最終損益は3.3億円の赤字。
- 2025年9月
2025年7月期決算を発表(9月12日)。売上高15.7億円、営業損失1.7億円、最終損失4.4億円。2026年7月期は最終200万円の黒字を見込む。
- ピークのあと
ピーク後の2024年7月期は売上高が約7.6億円(逆算)に減り、最終損益は3.3億円の赤字だった。2025年7月期は売上高15.7億円(前期比2.1倍)に回復したが、営業損失1.7億円、最終損失4.4億円と赤字が拡大した。2025年5〜7月期は営業損益が黒字化し、2026年7月期は最終200万円の黒字を会社が見込む。ピーク後の株価の下落幅は確認できなかった。
- 2024年9月