業績転換巣ごもりのEC開設

BASE

4477東証グロース · 情報・通信業

コロナ禍の巣ごもり需要でネットショップの開設が急増し、2020年3月の安値から最高で約18.4倍になった。

物語を読む

起点からの最高倍率

18.4倍

2020年10月

10倍に到達
2020年8月
起点から到達まで
約5か月

値動き

2020年3月の173円から、2020年10月に3,186円。

1倍2倍3倍5倍10倍20倍202120222023202420252026起点2倍10倍最高いま
1倍2倍5倍10倍20倍202120232025起点2倍10倍最高いま
縦軸は起点の株価を1とした倍率(配当込み・対数目盛り)。週ごとの終値。線に触れると、その週の当時の株価が出ます。

起点から今日まで、スクロールで値動きをたどる

物語を読む
起点(安値)
173円2020年3月
2倍
360円2020年5月・起点から約1か月
10倍
1,734円2020年8月・起点から約5か月
最高
3,186円2020年10月・18.4倍
いま
409円2026年10月9日・2.4倍・最高から-87%

何が起きたか

BASEは誰でもネットショップを開ける「BASE」と決済の「PAY」を提供する会社で、2020年の新型コロナウイルスで外出が減ると、ネットショップの開設が急増した。2020年4~6月期の新規ショップ数は前年から229%増え、2020年5月に100万店、年末に130万店を超えた。BASE事業の流通総額は同期に前年比196.5%増の310億円となった。2020年12月期は売上高が82.88億円(前期比115.3%増)、営業利益が8.03億円と、前期の4.41億円の赤字から黒字に転じた。2020年7月には証券会社の格上げもあった。2021年12月期は先行投資で営業赤字に戻る計画だったが、10倍は需要の急増と黒字化への期待によるとみられる。

上昇を支えた柱

巣ごもり需要で増えたネットショップと流通総額が、その後も維持・拡大されること。

柱が折れる兆しとして見るもの

外出が戻ると開設数や流通総額が伸びにくくなり、投資負担も重い。会社は2021年12月期に営業損失9.3~14.3億円を見込んでいた。流通総額と営業損益で確認する。

2倍のころに見えていたサイン

2倍到達(2020年5月)の時点で、2020年4~6月期の新規ショップ数は前年から229%増と、需要の急増がすでに表れていた。起点の2020年3月は、2019年12月期が営業損失4.41億円の赤字だった。

年表

  1. 株価が起点の安値をつける。
  2. ネットショップ数が100万店を超える。株価は起点の2倍に到達。
  3. 証券会社が格上げ。ショップ数は110万店。
  4. 上期の売上高36.8億円(前年同期比118.2%増)、営業利益6.1億円(前年同期は赤字1.3億円)と発表。
  5. 株価がピーク(10月8日、高値3,448円)。

業績

期売上高営業利益
2018年12月期edinetdb.jp の年次データに基づく23.5億円-7.9億円
2019年12月期edinetdb.jp の年次データに基づく38.5億円-4.4億円
2020年12月期売上は前期比115.3%増、流通総額877.17億円(IFIS)82.9億円8億円
2021年12月期edinetdb.jp の年次データに基づく。先行投資で赤字に99.3億円-9.8億円

ピークのあと

ピーク(2020年10月8日、高値3,448円)の後、2021年12月期は売上高99.31億円と増えたが、営業損益は9.77億円の赤字になった。

2倍に届いた時点のデータ

時価総額(概算)
415億円
起点から2倍まで
34営業日
起点から10倍まで
102営業日
値動きの条件基準この銘柄
小型時価総額が83億円未満—
速い安値から2倍まで77営業日以内当てはまる
急騰直近20日の上昇率が51%超当てはまる
回転浮動株回転(10日売買高÷浮動株数)が0.137以上当てはまる

4つの条件は、2倍に届いた銘柄のうち10倍まで行きやすかった値動きの特徴です。詳しくはこのサイトについて。

出典

  1. IFIS Bridge: BASE 2020年12月期決算
  2. IFIS Bridge: BASE 2020年上期決算
  3. EDINET DB: BASE 財務データ
  4. 日本経済新聞: BASE 株価時系列

型: 業績転換(赤字や低収益から、利益率が大きく改善した)。副次の型: 構造変化テーマ。 背景の確からしさ: 高(出典の質と量から判断)。調査日: 2026年10月10日。 背景は報道・決算資料などを要約したもので、原文ではありません。