高成長官公庁DX・自治体SaaS

チェンジホールディングス

3962東証プライム · 情報・通信業

ITコンサル・研修の小さな会社が、ふるさと納税のトラストバンクを子会社化して自治体DXの担い手となり、株価が最高で約32倍になった。

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起点からの最高倍率

32.1倍

2020年9月

10倍に到達
2020年6月
起点から到達まで
約3年8か月

値動き

2016年9月の192円から、2020年9月に6,185円。

1倍2倍3倍5倍10倍20倍30倍20172019202120232025起点2倍10倍最高いま
1倍2倍5倍10倍20倍20172019202120232025起点2倍10倍最高いま
縦軸は起点の株価を1とした倍率(配当込み・対数目盛り)。週ごとの終値。線に触れると、その週の当時の株価が出ます。

起点から今日まで、スクロールで値動きをたどる

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起点(安値)
192円2016年9月
2倍
398円2016年10月・起点から約1か月
10倍
1,940円2020年6月・起点から約3年8か月
最高
6,185円2020年9月・32.1倍
いま
1,039円2026年10月9日・5.7倍・最高から-82%

何が起きたか

起点の2016年9月は、IT人材向けの研修とコンサルティング(NEW-ITトランスフォーメーション事業)を営む会社が東証マザーズに上場した直後だった。公開価格は1,200円で、IoT・ビッグデータ・クラウドといった話題性から人気を集めたIPOとされる。2018年11月にふるさと納税サイト「ふるさとチョイス」を運営するトラストバンクを48.1億円で子会社化し、2019年8月に追加取得して議決権の70.23%を持った。2020年9月期は営業利益が前期比309.1%増と急増し、コロナ対応で自治体向けSaaS「LoGoシリーズ」の利用が549自治体・274,192アカウント(2020年10月末)まで広がった。官公庁のデジタル化を担う成長企業として評価されたとみられ、10倍は2020年6月、ピークは2020年9月だった。

上昇を支えた柱

トラストバンクが持つ全国の自治体との接点を使い、自治体向けSaaSと官公庁DXの受注を積み上げたこと。

柱が折れる兆しとして見るもの

ふるさと納税の制度変更の影響、LoGoシリーズの契約自治体数、営業利益が前期比で減益に転じていないかを決算で確認する。

2倍のころに見えていたサイン

2倍到達(2016年10月)は上場の翌週で、決算や受注ではなく上場直後の人気による需給が主因とみられる。業績面のサインとしては、2020年5月に2020年9月期の通期予想が売上高105億円、営業利益26億円へ上方修正されている。

年表

  1. 東証マザーズに上場(9月27日)。公開価格は1,200円。
  2. ふるさとチョイスを運営するトラストバンクを48.1億円で子会社化した。
  3. トラストバンクの株式を追加取得し、議決権所有割合が70.23%になった。
  4. ふるさと納税の指定制度の施行で契約自治体が減ったため、2019年9月期の通期予想を修正した(11月1日)。
  5. 2020年9月期の通期予想を上方修正。売上高は9,352百万円から10,500百万円へ、営業利益は1,300百万円から2,619百万円へ引き上げた。
  6. トラストバンクを完全子会社化した。第3四半期累計(9か月)の営業利益は32.9億円(前年同期比306.8%増)。
  7. 自治体向けSaaS「LoGoシリーズ」が549自治体・274,192アカウント(10月31日時点)に広がった。

業績

期売上高営業利益
2020年9月期営業利益は前期比309.1%増(検索結果の要約による)。第3四半期累計は売上高87.6億円、営業利益32.9億円——
2022年3月期決算期が9月期から3月期に変わった時期を含み、2020年9月期との単純な比較はできないとみられる101.4億円45.8億円
2023年3月期200.2億円57.3億円
2025年3月期463.9億円134.2億円
2026年3月期増収だが営業減益。数字は松井証券の決算推移による528.3億円112.3億円

ピークのあと

ピーク(2020年9月)後、2022年3月期の営業利益は45.8億円で、2025年3月期に134.2億円まで増えた。2026年3月期は売上高528億円と増収だが営業利益は112.3億円へ減益に転じた。2023年4月に持株会社体制へ移行し、社名をチェンジホールディングスへ変えた。ピーク後の株価の推移は今回確認していない。

2倍に届いた時点のデータ

時価総額(概算)
284億円
起点から2倍まで
5営業日
起点から10倍まで
934営業日
値動きの条件基準この銘柄
小型時価総額が83億円未満—
速い安値から2倍まで77営業日以内当てはまる
急騰直近20日の上昇率が51%超—
回転浮動株回転(10日売買高÷浮動株数)が0.137以上—

4つの条件は、2倍に届いた銘柄のうち10倍まで行きやすかった値動きの特徴です。詳しくはこのサイトについて。

出典

  1. 松井証券: チェンジHD 決算推移
  2. 東証適時開示: 2020年9月期 第3四半期決算短信(2020-08-12)
  3. IPO株: チェンジ(3962)の上場情報

型: 高成長(売上と利益が毎年大きく伸び続けた)。副次の型: M&A・ロールアップ、構造変化テーマ。 背景の確からしさ: 中(出典の質と量から判断)。調査日: 2026年10月10日。 背景は報道・決算資料などを要約したもので、原文ではありません。