高成長PR事業のアジア展開

ベクトル

6058東証プライム · サービス業

PR関連サービスの売上と営業利益が毎期伸び、約20倍になった。その後も上がり、2018年9月には起点の約28倍になった。

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起点からの最高倍率

28.0倍

2018年9月

10倍に到達
2016年3月
起点から到達まで
約3年7か月

値動き

2012年7月の98.3円から、2018年9月に2,683円。10倍の判定に使う起点から5年以内の最高は20.2倍で、その後も上がりました。

1倍2倍3倍5倍10倍20倍30倍2013201520172019202120232025起点2倍10倍最高いま
1倍2倍5倍10倍20倍2013201520172019202120232025起点2倍10倍最高いま
縦軸は起点の株価を1とした倍率(配当込み・対数目盛り)。週ごとの終値。線に触れると、その週の当時の株価が出ます。

起点から今日まで、スクロールで値動きをたどる

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起点(安値)
98.3円2012年7月
2倍
209円2013年3月・起点から約7か月
10倍
992円2016年3月・起点から約3年7か月
最高
2,683円2018年9月・28.0倍
いま
1,982円2026年10月9日・23.1倍・最高から-17%

何が起きたか

ベクトルは2012年3月にマザーズへ上場した、PR(広報)支援の会社だ。プレスリリース配信のPR TIMESなどを持ち、2012年以降はタイ、ベトナム、香港などに子会社をつくり、2013年9月には㈱IRアドバイザーを子会社にするなど事業を広げた。売上高は2012年2月期の38.2億円から2015年2月期の83.2億円へ、2倍超になった。2014年11月に東証一部へ市場変更し、売上高は2016年2月期に96.9億円、2017年2月期に132.9億円、営業利益は16.2億円から22.1億円へ伸びた。PR需要の拡大に買収とアジア展開が重なって増収増益が続き、評価が上がった、とみられる。

上昇を支えた柱

PRサービスの売上高が毎期伸び、買収とアジア展開で事業の幅も広がったこと。

柱が折れる兆しとして見るもの

売上高の伸び率と営業利益率が落ちていないかを決算で確認する。

2倍のころに見えていたサイン

2倍到達の2013年3月は、上場から1年後でアジア子会社の設立が続いていた時期にあたる。当時の決算の数字は確認できていない。

年表

  1. 東証マザーズに上場した。
  2. ㈱IRアドバイザー(現IR Robotics)を子会社にした。
  3. 東証一部へ市場変更した。
  4. 株価が10倍に到達した。
  5. 2017年2月期は売上高132.9億円、営業利益22.1億円。
  6. 米国のPacRim Marketing Groupなどを子会社にした。

業績

期売上高営業利益
2015年2月期検索要約による。83.2億円—
2016年2月期検索要約による。96.9億円16.2億円
2017年2月期前期比37.2%の増収。検索要約による。132.9億円22.1億円

ピークのあと

2018年4月に米国のPacRim Marketing Groupなど複数の企業を買収・設立した。ピーク後の株価の動きは確認できていない。

2倍に届いた時点のデータ

時価総額(概算)
96億円
起点から2倍まで
148営業日
起点から10倍まで
887営業日
値動きの条件基準この銘柄
小型時価総額が83億円未満—
速い安値から2倍まで77営業日以内—
急騰直近20日の上昇率が51%超—
回転浮動株回転(10日売買高÷浮動株数)が0.137以上当てはまる

4つの条件は、2倍に届いた銘柄のうち10倍まで行きやすかった値動きの特徴です。詳しくはこのサイトについて。

出典

  1. edinetdb: ベクトル 沿革
  2. finboard: ベクトル 損益計算書
  3. finboard: ベクトル 希薄化後EPS

型: 高成長(売上と利益が毎年大きく伸び続けた)。副次の型: M&A・ロールアップ。 背景の確からしさ: 低(出典の質と量から判断)。調査日: 2026年10月10日。 背景は報道・決算資料などを要約したもので、原文ではありません。