高成長SNS・ゲームの投稿監視
イー・ガーディアン
SNSやオンラインゲームの投稿監視を担う会社が、売上を約5年で2倍超に伸ばし、株式分割も重なって株価が約20.5倍になった。その後も上がり、2018年4月には起点の約36倍になった。
物語を読む起点からの最高倍率
35.8倍
2018年4月
- 10倍に到達
- 2016年8月
- 起点から到達まで
- 約4年
値動き
2012年7月の127円から、2018年4月に4,460円。10倍の判定に使う起点から5年以内の最高は20.5倍で、その後も上がりました。
起点から今日まで、スクロールで値動きをたどる
物語を読む- 起点(安値)
- 127円2012年7月
- 2倍
- 263円2013年2月・起点から約6か月
- 10倍
- 1,336円2016年8月・起点から約4年
- 最高
- 4,460円2018年4月・35.8倍
- いま
- 1,640円2026年10月9日・14.4倍・最高から-60%
何が起きたか
起点の2012年7月は、ネット掲示板やSNSの投稿監視、ゲームのサポートを手がける売上22億円規模の会社で、2012年9月期の営業利益は前期の1.77億円から0.84億円に落ち込んでいた。2013年9月期に営業利益が1.89億円へ戻ると、2015年9月期は売上30.2億円・営業利益3.3億円、2016年9月期は38.1億円・5.6億円、2017年9月期は50.7億円・8.1億円と、売上も利益も毎期2割以上のペースで伸びた。2015年に1株を3株、2016年7月に1株を2株とする株式分割を実施し、2016年9月には東証一部へ市場変更している。10倍に到達したのは2016年8月で、ピークは2017年7月だった。
上昇を支えた柱
SNS・ゲーム・EC向けの投稿監視とカスタマーサポートの受託が、投稿量の増加とともに毎期2割以上伸び続けたこと。
柱が折れる兆しとして見るもの
売上成長率が2桁を割り込む、または営業利益率が下がり始める兆しを、四半期決算で確認する。
2倍のころに見えていたサイン
2倍に到達した2013年2月の直前の決算(2012年9月期)は営業利益0.84億円と前期から減っていたが、2013年9月期に1.89億円へ戻り、以後は増収増益が続いた。
年表
- 株価の起点。2012年9月期は売上22.3億円、営業利益0.84億円。
- 株価が起点の2倍に到達。
- 2015年に1株を3株とする株式分割(2015年中)。2015年9月期の売上は30.2億円、営業利益は3.3億円。
- 7月1日、1株を2株とする株式分割。
- 株価が起点の10倍に到達。
- 東証一部へ市場変更。2016年9月期の売上は38.1億円、営業利益は5.6億円。
- 株価がピーク(起点の約20.5倍)を付ける。2017年9月期は売上50.7億円、営業利益8.1億円。
業績
| 期 | 売上高 | 営業利益 |
|---|---|---|
| 2012年9月期営業利益は前期の1.8億円から減少 | 22.3億円 | 0.8億円 |
| 2013年9月期 | 24.9億円 | 1.9億円 |
| 2015年9月期 | 30.2億円 | 3.3億円 |
| 2016年9月期 | 38.1億円 | 5.6億円 |
| 2017年9月期 | 50.7億円 | 8.1億円 |
ピークのあと
ピーク後の2017年以降はM&Aでサイバーセキュリティ領域に進出し、売上は2021年9月期に99.3億円、2022年9月期に117.5億円(営業利益22.7億円)まで伸びた。ただ2023年9月期以降は売上が横ばいで、営業利益は17.8億円、17.1億円、15.0億円と減っている。2023年にはチェンジホールディングスが公開買付けで49.90%の株式を取得した。
2倍に届いた時点のデータ
- 時価総額(概算)
- 31億円
- 起点から2倍まで
- 133営業日
- 起点から10倍まで
- 999営業日
| 値動きの条件 | 基準 | この銘柄 |
|---|---|---|
| 小型 | 時価総額が83億円未満 | 当てはまる |
| 速い | 安値から2倍まで77営業日以内 | — |
| 急騰 | 直近20日の上昇率が51%超 | — |
| 回転 | 浮動株回転(10日売買高÷浮動株数)が0.137以上 | 当てはまる |
4つの条件は、2倍に届いた銘柄のうち10倍まで行きやすかった値動きの特徴です。詳しくはこのサイトについて。
出典
- IRBANK: イー・ガーディアン 売上高と営業利益の推移
- 日経: イー・ガーディアン 過去10年間の株価推移
- IFIS: イー・ガーディアン(6050) 事業と成長の経緯
- Wikipedia: イー・ガーディアン
型: 高成長(売上と利益が毎年大きく伸び続けた)。副次の型: 構造変化テーマ。 背景の確からしさ: 中(出典の質と量から判断)。調査日: 2026年10月10日。 背景は報道・決算資料などを要約したもので、原文ではありません。