業績転換バドミントン用品の利益回復
ヨネックス
バドミントン用品世界大手が、2013年3月期の営業利益の底から4年で5倍に回復し、株価が約15.1倍になった。その後も上がり、2025年8月には起点の約43倍になった。
物語を読む起点からの最高倍率
43.3倍
2025年8月
- 10倍に到達
- 2016年2月
- 起点から到達まで
- 約3年3か月
値動き
2012年11月の114円から、2025年8月に4,295円。10倍の判定に使う起点から5年以内の最高は15.1倍で、その後も上がりました。
起点から今日まで、スクロールで値動きをたどる
物語を読む- 起点(安値)
- 114円2012年11月
- 2倍
- 228円2014年9月・起点から約1年9か月
- 10倍
- 1,124円2016年2月・起点から約3年3か月
- 最高
- 4,295円2025年8月・43.3倍
- いま
- 2,417円2026年10月9日・24.7倍・最高から-43%
何が起きたか
起点の2012年11月は、2013年3月期に営業利益が8.3億円まで落ち込む局面で、売上は380億円前後と長く横ばいだった。バドミントンのラケットやテニス、ゴルフ用品を手がけ、売上は2014年3月期に432億円、2015年3月期に476億円、2016年3月期に541億円、2017年3月期に610億円と伸びた。営業利益は2014年3月期に19.5億円、2016年3月期に32.8億円(前期比57.5%増)、2017年3月期に41.5億円となり、底から約5倍になった。10倍に到達したのは2016年2月、ピークは2016年8月1日で、リオ五輪のバドミントン女子ダブルスで日本が金メダルを取る8月18日より前だった。株価を押し上げた個別の材料(販売地域別の伸びなど)を直接示す当時の記事は確認できていない。
上昇を支えた柱
売上が4年で約1.6倍に増える中で、営業利益が底の5倍に回復したこと。
柱が折れる兆しとして見るもの
売上の伸びが鈍る、または営業利益率が下がる兆しがないかを、四半期決算で確認する。
2倍のころに見えていたサイン
2倍に到達した2014年9月の半年前の2014年3月期に、営業利益が前期の8.3億円から19.5億円へ2倍以上に増えていた。
年表
- 株価の起点。2013年3月期の営業利益は8.3億円と低水準。
- 株価が起点の2倍に到達。2014年3月期の営業利益は19.5億円に増えていた。
- 株価が起点の10倍に到達。
- 2016年3月期は売上541.6億円(前期比13.7%増)、営業利益32.8億円(同57.5%増)。
- 1日にピーク(起点の約15.1倍)。18日にリオ五輪バドミントン女子ダブルスで日本が金メダル。
- 2017年3月期は売上610.4億円、営業利益41.5億円と、この時期の最高。
業績
| 期 | 売上高 | 営業利益 |
|---|---|---|
| 2013年3月期営業利益の底 | 388.3億円 | 8.3億円 |
| 2014年3月期 | 431.7億円 | 19.5億円 |
| 2016年3月期 | 541.6億円 | 32.8億円 |
| 2017年3月期 | 610.4億円 | 41.5億円 |
| 2018年3月期ピーク後は減益 | 621.9億円 | 29.3億円 |
ピークのあと
ピーク後の2018年3月期は売上622億円・営業利益29.3億円、2019年3月期は24.8億円、2020年3月期は24.2億円と利益が減り、コロナ禍の2021年3月期は営業利益10.3億円まで落ちた。その後は急回復し、2022年3月期に67.4億円、2026年3月期に165.5億円と、ピーク時のおよそ4倍の水準に達している。
2倍に届いた時点のデータ
- 時価総額(概算)
- 196億円
- 起点から2倍まで
- 443営業日
- 起点から10倍まで
- 802営業日
| 値動きの条件 | 基準 | この銘柄 |
|---|---|---|
| 小型 | 時価総額が83億円未満 | — |
| 速い | 安値から2倍まで77営業日以内 | — |
| 急騰 | 直近20日の上昇率が51%超 | — |
| 回転 | 浮動株回転(10日売買高÷浮動株数)が0.137以上 | — |
4つの条件は、2倍に届いた銘柄のうち10倍まで行きやすかった値動きの特徴です。詳しくはこのサイトについて。
出典
型: 業績転換(赤字や低収益から、利益率が大きく改善した)。 背景の確からしさ: 低(出典の質と量から判断)。調査日: 2026年10月10日。 背景は報道・決算資料などを要約したもので、原文ではありません。