業績転換太陽電池向け断熱材
アルメディオ
中国の太陽電池製造向けヒーターモジュールの受注が急増して2024年3月期の経常利益が前期比5.7倍となる見通しが出ると、株価が急騰して約13倍となった。
物語を読む起点からの最高倍率
13.0倍
2024年2月
- 10倍に到達
- 2024年2月
- 起点から到達まで
- 約3年10か月
値動き
2020年3月の107円から、2024年2月に1,393円。
起点から今日まで、スクロールで値動きをたどる
物語を読む- 起点(安値)
- 107円2020年3月
- 2倍
- 238円2020年6月・起点から約3か月
- 10倍
- 1,113円2024年2月・起点から約3年10か月
- 最高
- 1,393円2024年2月・13.0倍
- いま
- 253円2026年10月9日・2.4倍・最高から-81%
何が起きたか
起点の2020年3月は、コロナ禍の市場急落の安値で、同社は断熱材事業(主に中国で展開)を主力とする小型株だった。2024年3月期は、中国の子会社・阿爾賽(蘇州)無機材料で太陽電池パネル製造用の拡散炉用ヒーターモジュールの受注が急激に伸び、10〜12月期の連結経常利益は前年同期比15倍の14.4億円となった。2024年2月2日に同期の経常利益予想を26億円から32.3億円へ23.9%上方修正し、19期ぶりの過去最高益予想となってストップ高した。発表直前の株価は253円で、数日のうちに10倍の水準を超えてピークを付けた。太陽電池向けの設備投資に依存した、短期の利益急増による上昇とみられる。
上昇を支えた柱
中国の太陽電池製造向けヒーターモジュールの受注急増による、利益の急拡大。
柱が折れる兆しとして見るもの
太陽電池メーカーの設備投資計画の縮小や受注の反動減、中国の太陽光業界の過剰設備・価格下落を、受注状況と四半期の営業利益率で確認する。
2倍のころに見えていたサイン
2020年6月の2倍到達のころのサインは確認できなかった。2024年2月の上方修正前の段階では、2023年10〜12月期の決算でヒーターモジュールの受注増が数字に出始めていた。
年表
- 10〜12月期の連結経常利益が前年同期比15倍の14.4億円に拡大(売上営業利益率32.5%)。
- 2月2日、2024年3月期の経常利益予想を26億円から32.3億円へ上方修正(19期ぶりの過去最高益予想)。株価はストップ高をつけ、2月9日にピーク。
- 2024年3月期の決算で、連結営業利益は約33.6億円(営業利益率29.1%)となった。
業績
| 期 | 売上高 | 営業利益 |
|---|---|---|
| 2023年3月期経常利益は2024年3月期予想32.3億円の前期比5.7倍から逆算して約5.7億円。営業利益は未確認 | — | — |
| 2024年3月期営業利益3,364百万円・営業利益率29.1%から逆算した売上高の概算。修正前の会社予想は売上高102.4億円・営業利益25.4億円 | 116億円 | 33.6億円 |
ピークのあと
ピーク(2024年2月9日)後の動きは、今回の調査では確認できなかった。
2倍に届いた時点のデータ
- 時価総額(概算)
- 47億円
- 起点から2倍まで
- 66営業日
- 起点から10倍まで
- 952営業日
| 値動きの条件 | 基準 | この銘柄 |
|---|---|---|
| 小型 | 時価総額が83億円未満 | 当てはまる |
| 速い | 安値から2倍まで77営業日以内 | 当てはまる |
| 急騰 | 直近20日の上昇率が51%超 | — |
| 回転 | 浮動株回転(10日売買高÷浮動株数)が0.137以上 | 当てはまる |
4つの条件は、2倍に届いた銘柄のうち10倍まで行きやすかった値動きの特徴です。詳しくはこのサイトについて。
出典
型: 業績転換(赤字や低収益から、利益率が大きく改善した)。副次の型: 市況循環。 背景の確からしさ: 低(出典の質と量から判断)。調査日: 2026年10月9日。 背景は報道・決算資料などを要約したもので、原文ではありません。