思惑・資本政策大株主の登場と金価格

ナガホリ

8139東証スタンダード · 卸売業

2022年に複数の大株主が登場して株価が急騰し、その後は金価格高で業績も伸びて、約17.2倍になった。その後も上がり、2026年5月には起点の約23倍になった。

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起点からの最高倍率

22.6倍

2026年5月

10倍に到達
2022年10月
起点から到達まで
約1年10か月

値動き

2020年12月の133円から、2026年5月に2,870円。10倍の判定に使う起点から5年以内の最高は17.2倍で、その後も上がりました。

1倍2倍3倍5倍10倍20倍202120222023202420252026起点2倍10倍最高いま
1倍2倍5倍10倍20倍202120232025起点2倍10倍最高いま
縦軸は起点の株価を1とした倍率(配当込み・対数目盛り)。週ごとの終値。線に触れると、その週の当時の株価が出ます。

起点から今日まで、スクロールで値動きをたどる

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起点(安値)
133円2020年12月
2倍
306円2021年11月・起点から約11か月
10倍
1,368円2022年10月・起点から約1年10か月
最高
2,870円2026年5月・22.6倍
いま
2,269円2026年10月9日・17.9倍・最高から-21%

何が起きたか

起点の2020年12月は、ジュエリーの製造・卸・小売を手がける小型の宝飾会社で、2022年の年初の株価は約200円だった。2022年4月ごろに、布山高士氏(保有8.99%、純投資)とリ・ジェネレーション(同9.96%、重要提案行為を目的)が大量保有を報告し、さらに投資会社のマイルストーンマネジメントが最大25%の取得を目指すとされた。株価は8月下旬までに1,000円に達し、市場では複数の投資家が組んで買う「ウルフパック戦術」の可能性が指摘された。当時の業績は冴えないと報じられた。のちに金価格の上昇で地金製品の販売が増え、2026年3月期は営業利益が前期比138.3%増の17.22億円になった。

上昇を支えた柱

2022年は大株主の登場による需給と思惑、その後は金価格の上昇による地金製品の販売増。

柱が折れる兆しとして見るもの

株主構成の変化(大量保有報告)と、金価格に連動する地金製品の売上・利益の動きを確認する。

2倍のころに見えていたサイン

2倍到達(2021年11月)のころの個別材料は出典で確認できなかった。

年表

  1. 年初の株価は約200円。
  2. 複数の新たな大株主が登場(4月報告で8.99%、9.96%)。
  3. 株価が1,000円に到達。記事は買い占め(ウルフパック戦術)の可能性を指摘(8月27日)。
  4. 2026年3月期の上期経常利益が24%増、7〜9月期は2倍増益。
  5. 2026年3月期は売上高293.80億円(28.3%増)、営業利益17.22億円(138.3%増)。

業績

期売上高営業利益
2025年3月期2026年3月期の前期比増減率からの逆算による概算229億円7.2億円
2026年3月期純利益11.0億円(170.9%増)。金価格上昇で地金製品の販売が増加。株主対応の助言費用0.56億円を特別損失に計上293.8億円17.2億円
2027年3月期(会社予想)売上高は6.4%減、営業利益は24.5%減の予想275億円13億円

ピークのあと

2027年3月期の会社予想は売上高275億円(前期比6.4%減)、営業利益13億円(同24.5%減)で、減速が見込まれている。

2倍に届いた時点のデータ

時価総額(概算)
46億円
起点から2倍まで
224営業日
起点から10倍まで
447営業日
値動きの条件基準この銘柄
小型時価総額が83億円未満当てはまる
速い安値から2倍まで77営業日以内—
急騰直近20日の上昇率が51%超当てはまる
回転浮動株回転(10日売買高÷浮動株数)が0.137以上当てはまる

4つの条件は、2倍に届いた銘柄のうち10倍まで行きやすかった値動きの特徴です。詳しくはこのサイトについて。

出典

  1. ダイヤモンド・オンライン: 宝飾会社ナガホリ「株価急騰の裏側」(2022年8月27日)
  2. インベストーク: ナガホリ 2026年3月期決算
  3. 株探: ナガホリ、上期経常が24%増益で着地
  4. 株探: ナガホリ 業績・財務推移

型: 思惑・資本政策(業績より、材料・資本政策・需給で株価が動いた)。副次の型: 市況循環。 背景の確からしさ: 中(出典の質と量から判断)。調査日: 2026年10月10日。 背景は報道・決算資料などを要約したもので、原文ではありません。