市況循環コンテナ運賃高騰

商船三井

9104東証プライム · 海運業

コンテナ船運賃の急騰とONEの利益で業績が過去最高を更新し、株価は約16.3倍になった。その後も上がり、2026年10月には起点の約23倍になった。

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起点からの最高倍率

22.7倍

2026年10月

10倍に到達
2023年8月
起点から到達まで
約3年4か月

値動き

2020年3月の517円から、2026年10月に7,316円。10倍の判定に使う起点から5年以内の最高は16.3倍で、その後も上がりました。

1倍2倍3倍5倍10倍20倍202120222023202420252026起点2倍10倍最高・いま
1倍2倍5倍10倍20倍202120232025起点2倍10倍最高・いま
縦軸は起点の株価を1とした倍率(配当込み・対数目盛り)。週ごとの終値。線に触れると、その週の当時の株価が出ます。

起点から今日まで、スクロールで値動きをたどる

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起点(安値)
517円2020年3月
2倍
1,017円2020年12月・起点から約8か月
10倍
3,816円2023年8月・起点から約3年4か月
最高
7,316円2026年10月・22.7倍
いま
7,316円2026年10月9日・22.8倍・最高から0%

何が起きたか

起点の2020年3月は、コロナ禍で海運需要の先行きが読めない時期だった。2021年3月期の中間決算(2020年10月)ではコンテナ船事業が179億円改善し、持分法適用会社のONE(日系3社のコンテナ船統合会社)が北米航路を中心に大幅な黒字になったが、通期予想の最終利益は200億円にとどまった。その後コンテナ運賃が急騰し、上海発ロサンゼルス行きは2021年5月に1個6,350ドルと前年同月の約3倍になった。2022年3月期の純利益は前期比7.9倍の7,088億円と、リーマン前の2008年3月期以来14年ぶりに過去最高を更新した。年間配当は550円予想と前期比400円増になった。

上昇を支えた柱

コンテナ船運賃の高騰によるONEの持分法利益の急増と、自動車船など他事業の好調。

柱が折れる兆しとして見るもの

コンテナ船運賃の水準と、ONEの持分法利益の四半期推移を確認する。

2倍のころに見えていたサイン

2倍到達(2020年12月)のころは、2021年3月期の中間決算でコンテナ船事業が179億円の改善となり、ONEが北米航路を中心に黒字を出していた。通期予想の上方修正が続いたことも手がかりになった。

年表

  1. 2021年3月期中間決算。コンテナ船事業が179億円改善、通期最終利益予想は200億円。
  2. 上海発ロサンゼルス行きの運賃が1個6,350ドル(前年同月は2,080ドル)。
  3. 2022年3月期の通期予想を上方修正(3度目)。
  4. 2022年3月期の純利益は7,088億円(7.9倍)で過去最高。
  5. 2025年3月期は最終利益4,254.92億円(62.6%増)。
  6. 2026年3月期は市況軟化で減益見込み。

業績

期売上高営業利益
2021年3月期(会社予想、2020年10月時点)最終利益200億円の予想。営業損失130億円、経常利益400億円の見通し——
2022年3月期純利益7,088億円(前期比7.9倍)で過去最高——
2025年3月期経常利益4,197億円(62.1%増)、最終利益4,254.92億円(62.6%増)1.78兆円1,508.5億円

ピークのあと

2026年3月期は、コンテナ船市況の軟化と米国の関税政策による世界経済の停滞懸念から、減益の見込みとされた。2025年1月31日の調整後終値は5,288円で、1年前(5,310円)とほぼ同じだった。

2倍に届いた時点のデータ

時価総額(概算)
3,579億円
起点から2倍まで
176営業日
起点から10倍まで
823営業日
値動きの条件基準この銘柄
小型時価総額が83億円未満—
速い安値から2倍まで77営業日以内—
急騰直近20日の上昇率が51%超—
回転浮動株回転(10日売買高÷浮動株数)が0.137以上—

4つの条件は、2倍に届いた銘柄のうち10倍まで行きやすかった値動きの特徴です。詳しくはこのサイトについて。

出典

  1. 東洋経済オンライン: 商船三井の業績上方修正
  2. LOGI-TODAY: 商船三井の決算(2020年10月)
  3. ライブドアニュース: 商船三井、4期連続の増配を発表

型: 市況循環(製品や素材の価格が上がり、利益が急に膨らんだ)。副次の型: 業績転換。 背景の確からしさ: 中(出典の質と量から判断)。調査日: 2026年10月10日。 背景は報道・決算資料などを要約したもので、原文ではありません。