M&A・ロールアップソフトウェアテスト
SHIFT
ソフトウェアテストの専業からM&Aを重ねて売上を広げ、2016年2月の安値から約27.8倍になった。その後も上がり、2023年12月には起点の約55倍になった。
物語を読む起点からの最高倍率
55.3倍
2023年12月
- 10倍に到達
- 2019年6月
- 起点から到達まで
- 約3年4か月
値動き
2016年2月の43.2円から、2023年12月に2,388円。10倍の判定に使う起点から5年以内の最高は27.8倍で、その後も上がりました。
起点から今日まで、スクロールで値動きをたどる
物語を読む- 起点(安値)
- 43.2円2016年2月
- 2倍
- 86.6円2016年6月・起点から約4か月
- 10倍
- 432円2019年6月・起点から約3年4か月
- 最高
- 2,388円2023年12月・55.3倍
- いま
- 923円2026年10月9日・21.5倍・最高から-61%
何が起きたか
SHIFTはソフトウェアのテスト(品質保証)を請け負う会社で、2014年11月に上場した。2005年以降に23件以上のM&Aを行っており、2019年1月にはウェブ制作のサウナシを買収するなど、他社を買って事業領域を広げている。売上高は2015年8月期の32.9億円から2020年8月期の287.1億円へ約8.7倍になり、営業利益も3.2億円から23.5億円に増えた。2016年2月12日の42.7円(分割調整後)が上場来安値で、起点はこの安値と一致する。2021年8月期は第3四半期までで売上約329億円(前年同期比59%増)、エンジニアは3,719人と報じられ、人員拡大とM&Aが同時に進んだ。株価の10倍は、M&Aによる売上拡大と利益の伸びに沿ったものとみられる。
上昇を支えた柱
ソフトウェアテストの需要を背景に、エンジニアの採用とM&Aで売上を毎年大きく伸ばし続けていること。
柱が折れる兆しとして見るもの
エンジニアの採用難や稼働率の低下、M&A後の統合の失敗を、決算の売上成長率・営業利益率・エンジニア数で確認する。
2倍のころに見えていたサイン
2倍到達(2016年6月)の時点では、2016年8月期の売上が55.1億円(前期比約1.7倍)と大きく伸びる途中だった。営業利益は5.17億円と、前期の3.19億円から増えていた。
年表
- 上場(検索結果の要約に基づく)。
- 株価が上場来安値の42.7円(調整後)をつける。
- ウェブ制作のサウナシを買収。
- 株価が起点の10倍に到達。
- 株価がピーク。
業績
| 期 | 売上高 | 営業利益 |
|---|---|---|
| 2016年8月期edinetdb.jp の年次データに基づく | 55.1億円 | 5.2億円 |
| 2017年8月期edinetdb.jp の年次データに基づく | 81.7億円 | 3.9億円 |
| 2018年8月期edinetdb.jp の年次データに基づく | 127.9億円 | 12億円 |
| 2019年8月期edinetdb.jp の年次データに基づく | 195.3億円 | 15.4億円 |
| 2020年8月期edinetdb.jp の年次データに基づく | 287.1億円 | 23.5億円 |
ピークのあと
ピーク(2020年10月)の後も2021年8月期は売上460.0億円、営業利益39.9億円と伸び、2023年12月27日に高値2,406円をつけたとの記述がある(検索結果の要約に基づく)。
2倍に届いた時点のデータ
- 時価総額(概算)
- 225億円
- 起点から2倍まで
- 82営業日
- 起点から10倍まで
- 836営業日
| 値動きの条件 | 基準 | この銘柄 |
|---|---|---|
| 小型 | 時価総額が83億円未満 | — |
| 速い | 安値から2倍まで77営業日以内 | — |
| 急騰 | 直近20日の上昇率が51%超 | — |
| 回転 | 浮動株回転(10日売買高÷浮動株数)が0.137以上 | 当てはまる |
4つの条件は、2倍に届いた銘柄のうち10倍まで行きやすかった値動きの特徴です。詳しくはこのサイトについて。
出典
- EDINET DB: SHIFT 財務データ
- 日本M&Aセンター: SHIFT 買収ニュース(2019年1月)
- 日本M&Aセンター: SHIFT 買収ニュース(2019年12月)
- IPO株: SHIFT
- Forbes JAPAN: SHIFT
型: M&A・ロールアップ(買収を重ねて会社の規模が変わった)。副次の型: 高成長。 背景の確からしさ: 中(出典の質と量から判断)。調査日: 2026年10月10日。 背景は報道・決算資料などを要約したもので、原文ではありません。