高成長ロードサイドラーメン

丸千代山岡家

3399東証スタンダード · 小売業

コロナ禍で売上が伸び悩んだ24時間営業のラーメンチェーンが、客数の回復と出店で売上を約3年で約2倍、営業利益を約7倍にして、株価が最高で約29倍になった。

物語を読む

起点からの最高倍率

28.6倍

2026年10月

10倍に到達
2024年3月
起点から到達まで
約3年11か月

値動き

2020年4月の1,301円から、2026年10月に4,500円(途中で株式分割あり)。10倍の判定に使う起点から5年以内の最高は16.2倍で、その後も上がりました。

1倍2倍3倍5倍10倍20倍30倍202120222023202420252026分割分割分割起点2倍10倍最高・いま
1倍2倍5倍10倍20倍202120232025分割分割分割起点2倍10倍最高・いま
縦軸は起点の株価を1とした倍率(配当込み・対数目盛り)。週ごとの終値。線に触れると、その週の当時の株価が出ます。

起点から今日まで、スクロールで値動きをたどる

物語を読む
起点(安値)
1,301円2020年4月
2倍
2,583円2022年12月・起点から約2年8か月
10倍
6,460円2024年3月・起点から約3年11か月・分割後の値
最高
4,500円2026年10月・28.6倍・分割後の値
いま
4,500円2026年10月9日・28.6倍・最高から0%・分割後の値

何が起きたか

起点の2020年4月はコロナ禍の最中で、郊外ロードサイド中心の「ラーメン山岡家」を展開する会社だった。2021年1月期の売上高は142.7億円、1株利益は前期比約49%減の58.6円と、業績は伸びていなかった。その後、客数の回復と固定費の負担軽減で利益率が改善し、2022年1月期は営業利益3億円、2023年1月期は5.1億円、2024年1月期は20.6億円と急拡大した。2023年12月には2024年1月期の営業利益予想を10億円から18億円へ上方修正し、中期経営計画の目標を1年で達成した。出店も続け、2025年1月期は営業利益37.1億円、2026年1月期は売上高430億円、営業利益46.8億円と成長が続いた。

上昇を支えた柱

既存店の客数増加と固定費の負担軽減で営業利益率が2022年1月期の約2%から2025年1月期の約11%へ改善し、出店で売上が毎年20〜40%伸び続けたこと。

柱が折れる兆しとして見るもの

既存店売上と客数の前年比、食材費・人件費の上昇による営業利益率の低下、出店ペースの鈍化を、月次と四半期決算で確認する。

2倍のころに見えていたサイン

2倍到達(2022年12月)のころ、2022年1月期は1株利益が前期比約170%増の158円に回復し、2023年1月期の売上高も187億円(前期比約24%増)に伸びていた。営業利益は3億円から5億円台へ増え、利益が伸び始める手前の段階だった。

年表

  1. コロナ禍の相場安値。2021年1月期の売上高は142.7億円にとどまった。
  2. 2022年1月期決算で1株利益が158円(前期比約170%増)に回復。
  3. 2024年1月期の業績予想を上方修正(12月11日)。営業利益を10億円から18億円に引き上げた。
  4. 2024年1月期決算を発表。売上高265億円(前期比41.9%増)、営業利益20.6億円(同3.0倍)で最高益。中期経営計画の目標を1年で達成した。
  5. 第3四半期決算を発表(12月13日)。18日にピークを付けた。
  6. 2025年1月期決算を発表。営業利益37.1億円(前期比79.7%増)で会社予想の30.5億円を上回った。
  7. 2026年1月期決算を発表。売上高430億円、営業利益46.8億円。47都道府県・300店体制を目標に掲げている。

業績

期売上高営業利益
2022年1月期151.2億円3億円
2023年1月期186.8億円5.1億円
2024年1月期既存店売上高は前期比37%増264.9億円20.6億円
2025年1月期345.9億円37.1億円
2026年1月期既存店客数が約16%増430億円46.8億円

ピークのあと

ピーク(2024年12月18日)後も業績は伸び、2025年1月期は営業利益37.1億円(前期比79.7%増)、2026年1月期は売上高430億円(24.3%増)、営業利益46.8億円(26.2%増)だった。ピーク後の株価の推移は確認できなかった。

2倍に届いた時点のデータ

時価総額(概算)
67億円
起点から2倍まで
661営業日
起点から10倍まで
961営業日
値動きの条件基準この銘柄
小型時価総額が83億円未満当てはまる
速い安値から2倍まで77営業日以内—
急騰直近20日の上昇率が51%超—
回転浮動株回転(10日売買高÷浮動株数)が0.137以上—

4つの条件は、2倍に届いた銘柄のうち10倍まで行きやすかった値動きの特徴です。詳しくはこのサイトについて。

出典

  1. 松井証券: 丸千代山岡家 決算推移
  2. 現代ビジネス: ラーメン山岡家はなぜ大ブレイクしたのか
  3. TDnet: 丸千代山岡家 業績予想の修正(2023-12-11)
  4. TDnet: 丸千代山岡家 2025年1月期決算短信
  5. マネーフォワード: 丸千代山岡家の株価と業績

型: 高成長(売上と利益が毎年大きく伸び続けた)。副次の型: 業績転換。 背景の確からしさ: 中(出典の質と量から判断)。調査日: 2026年10月9日。 背景は報道・決算資料などを要約したもので、原文ではありません。