高成長サイバーセキュリティ
網屋
ログ管理ソフト「ALog」のサブスクリプション化で売上が毎年伸び、営業利益が2024年12月期から2025年12月期にかけて約2倍になり、AI機能強化も重なって約4年半で株価が約13倍になった。
物語を読む起点からの最高倍率
13.5倍
2026年10月
- 10倍に到達
- 2026年7月
- 起点から到達まで
- 約4年4か月
値動き
2022年2月の930円から、2026年10月に6,230円(途中で株式分割あり)。
起点から今日まで、スクロールで値動きをたどる
物語を読む- 起点(安値)
- 930円2022年2月
- 2倍
- 1,900円2023年6月・起点から約1年3か月
- 10倍
- 4,890円2026年7月・起点から約4年4か月・分割後の値
- 最高
- 6,230円2026年10月・13.5倍・分割後の値
- いま
- 6,230円2026年10月9日・13.5倍・最高から0%・分割後の値
何が起きたか
起点の2022年2月は、ログ分析のALogとネットワーク管理のサービスを持つサイバーセキュリティの小型企業で、売上高は30億円前後、利益は小さかった。ALogを買い切り型からサブスクリプション型へ切り替える移行が2024年4月までに完了し、売上高は2023年12月期の約36億円から2025年12月期の59.4億円(前期比24.5%増)へ伸び、営業利益は10.5億円(同99.8%増)と倍増した。ALogは2025年4月に国産SIEMでNo.1を獲得し、2025年5月にはNTTコミュニケーションズ(現NTTドコモビジネス)と資本業務提携を結んだ。2026年7月にはAI機能を強化した「ALog V2」の提供開始で7営業日連続上昇し、AI関連のソフトウェア株として物色された。
上昇を支えた柱
ALogのサブスク化で積み上がる継続収益(ARR)が前期比29%増の38億円となり、売上と利益がともに伸び続けたこと。
柱が折れる兆しとして見るもの
ARRの伸びと解約率が鈍る兆し、競合SIEM製品や大手との価格競争、会社予想(2026年12月期の営業利益12億円)に対する四半期の進捗を確認する。
2倍のころに見えていたサイン
2倍到達(2023年6月16日)のころの具体的な出典は確認できなかった。業績面では、2023年12月期の第2四半期に営業利益が前年同期の約10倍になったと説明されており、ALogを中心に利益が立ち上がり始めていた。
年表
- ALogの新規提供をサブスクリプションに完全移行(2024年12月期の通期予想を上方修正する要因となった)。
- ALogが国産SIEMでNo.1を獲得。
- NTTコミュニケーションズ(現NTTドコモビジネス)と資本業務提携契約を締結。
- 2025年12月期決算を発表。売上高59.4億円(前期比24.5%増)、営業利益10.5億円(同99.8%増)。2026年12月期は売上高70億円、営業利益12億円を予想。
- ALog V2(AI機能強化版)の提供開始で7営業日連続上昇。7月6日に前日比11.26%高の4,890円となり、同月に株価は起点の10倍に到達した。
業績
| 期 | 売上高 | 営業利益 |
|---|---|---|
| 2022年12月期EDINET由来の集計値。営業利益は未確認 | 30億円 | — |
| 2023年12月期EDINET由来の集計値(億円未満四捨五入) | 36億円 | 4億円 |
| 2024年12月期2025年12月期の増減率からの逆算値 | 48億円 | 5.3億円 |
| 2025年12月期営業利益率は11%から18%へ上昇。ARRは29億円から38億円 | 59.4億円 | 10.5億円 |
| 2026年12月期(会社予想)売上高は前期比18.0%増、営業利益は同14.2%増の予想 | 70億円 | 12億円 |
2倍に届いた時点のデータ
- 時価総額(概算)
- 75億円
- 起点から2倍まで
- 321営業日
- 起点から10倍まで
- 1066営業日
| 値動きの条件 | 基準 | この銘柄 |
|---|---|---|
| 小型 | 時価総額が83億円未満 | 当てはまる |
| 速い | 安値から2倍まで77営業日以内 | — |
| 急騰 | 直近20日の上昇率が51%超 | — |
| 回転 | 浮動株回転(10日売買高÷浮動株数)が0.137以上 | 当てはまる |
4つの条件は、2倍に届いた銘柄のうち10倍まで行きやすかった値動きの特徴です。詳しくはこのサイトについて。
出典
- 株探: 話題株ウィークリー(網屋 ALog V2で7連騰、2026-07-04)
- 東証開示: 網屋 2025年12月期決算短信
- EDINET DB: 網屋 年度別業績
- NTTドコモ: 資本業務提携関連リリース(2025-05)
型: 高成長(売上と利益が毎年大きく伸び続けた)。副次の型: 業績転換。 背景の確からしさ: 中(出典の質と量から判断)。調査日: 2026年10月9日。 背景は報道・決算資料などを要約したもので、原文ではありません。