構造変化テーマ船舶の脱炭素・アンモニア燃料
ジャパンエンジンコーポレーション
船舶用大型エンジンの脱炭素対応と業績の急拡大が評価され、株価は約54倍になった。その後も上がり、2026年1月には起点の約131倍になった。
物語を読む起点からの最高倍率
131倍
2026年1月
- 10倍に到達
- 2023年6月
- 起点から到達まで
- 約3年3か月
値動き
2020年3月の135円から、2026年1月に15,300円。10倍の判定に使う起点から5年以内の最高は54.0倍で、その後も上がりました。
起点から今日まで、スクロールで値動きをたどる
物語を読む- 起点(安値)
- 135円2020年3月
- 2倍
- 307円2020年8月・起点から約5か月
- 10倍
- 1,297円2023年6月・起点から約3年3か月
- 最高
- 15,300円2026年1月・131倍
- いま
- 12,490円2026年10月9日・108倍・最高から-18%
何が起きたか
起点の2020年3月ごろは、船舶用の大型ディーゼルエンジンを開発・製造・販売する会社で、2021年3月期の営業利益は4.29億円にとどまっていた。2023年5月には大型低速2ストロークエンジンとして世界初のアンモニア混焼運転を始め、2024年9月末に試験を完了した。海運の脱炭素化という流れの中で、アンモニアや水素といった新燃料への対応で先行する会社として市場の注目が高まったとみられる。業績も2024年3月期の営業利益21.9億円、2025年3月期の50.9億円と急拡大し、テーマと実績の両方が株価を押し上げたとみられる。
上昇を支えた柱
省エネ型主機関の受注好調と、アンモニア燃料エンジンの開発で先行しているという評価。
柱が折れる兆しとして見るもの
新燃料エンジンの開発費が利益を圧迫していないか、主機関の受注と販売価格が維持されているかを決算で確認する。
年表
- 株価の起点。2021年3月期の営業利益は4.29億円(検索結果の要約)。
- 大型低速2ストロークエンジンとして世界初のアンモニア混焼運転を開始。
- 2024年3月期の売上高209.7億円、営業利益21.9億円(検索結果の要約)。
- アンモニア混焼の試験を完了(9月末)。
- 2025年3月期は売上高288.62億円(前期比+37.6%)、営業利益50.90億円(同+132.6%)で過去最高。
業績
| 期 | 売上高 | 営業利益 |
|---|---|---|
| 2021年3月期検索結果の要約による数字(出典サイトの表記は2020年12月) | 116.9億円 | 4.3億円 |
| 2022年3月期検索結果の要約による数字 | 131.6億円 | 5.7億円 |
| 2024年3月期検索結果の要約による数字 | 209.7億円 | 21.9億円 |
| 2025年3月期決算の報道。売上高は前期比+37.6%、営業利益は+132.6%。最新鋭省エネ主機関の受注好調と販売価格の改善が要因 | 288.6億円 | 50.9億円 |
ピークのあと
ピーク後の株価の動きは出典で確認できなかった。業績面では、2026年3月期の会社予想は売上高が前期比0.9%増にとどまり、営業利益は新燃料エンジンの開発費増加でやや減益の見通しとされた。
2倍に届いた時点のデータ
- 時価総額(概算)
- 25億円
- 起点から2倍まで
- 104営業日
- 起点から10倍まで
- 793営業日
| 値動きの条件 | 基準 | この銘柄 |
|---|---|---|
| 小型 | 時価総額が83億円未満 | 当てはまる |
| 速い | 安値から2倍まで77営業日以内 | — |
| 急騰 | 直近20日の上昇率が51%超 | 当てはまる |
| 回転 | 浮動株回転(10日売買高÷浮動株数)が0.137以上 | 当てはまる |
4つの条件は、2倍に届いた銘柄のうち10倍まで行きやすかった値動きの特徴です。詳しくはこのサイトについて。
出典
- 株探: ジャパンエンジン 2025年3月期決算
- newswitch: ジャパンエンジンのアンモニア燃料エンジン関連
- TipRanks: Japan Engine 損益計算書
- finboard: ジャパンエンジン 税引前利益
型: 構造変化テーマ(需要の構造が変わり、それを受けた会社の利益が大きく伸びた)。副次の型: 高成長、業績転換。 背景の確からしさ: 中(出典の質と量から判断)。調査日: 2026年10月10日。 背景は報道・決算資料などを要約したもので、原文ではありません。