高成長PB飲料受託

ライフドリンク カンパニー

2585東証プライム · 食料品

小売のプライベートブランド飲料の製造受託を軸に、工場の増強と買収で売上が年2〜3割伸び、営業利益率も12%台に高まって、上場直後の2022年1月から約3年半で株価が約12倍になった。

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起点からの最高倍率

12.5倍

2025年8月

10倍に到達
2024年11月
起点から到達まで
約2年9か月

値動き

2022年1月の1,006円から、2025年8月に2,991円(途中で株式分割あり)。

1倍2倍3倍5倍10倍2023202420252026分割起点2倍10倍最高いま
1倍2倍3倍5倍10倍20232025分割起点2倍10倍最高いま
縦軸は起点の株価を1とした倍率(配当込み・対数目盛り)。週ごとの終値。線に触れると、その週の当時の株価が出ます。

起点から今日まで、スクロールで値動きをたどる

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起点(安値)
1,006円2022年1月
2倍
2,001円2022年8月・起点から約6か月
10倍
2,417円2024年11月・起点から約2年9か月・分割後の値
最高
2,991円2025年8月・12.5倍・分割後の値
いま
1,310円2026年10月9日・5.5倍・最高から-56%・分割後の値

何が起きたか

2021年12月に東証二部に上場した、水・お茶・炭酸飲料に絞った飲料メーカーで、売上の約6割は総合スーパーなど小売のプライベートブランド飲料の製造受託だった。液種と容量を絞って内製化と全国の工場網で効率を高め、営業利益率は伊藤園などより大幅に高い水準だった。売上は2021年3月期の227億円から2024年3月期の382億円へ伸びた。2022年11月にニットービバレッジの子会社化を決め、既存8工場の増強と稼働率向上、御殿場の新工場(2024年上期稼働予定)で生産能力を広げた。2023年11月には2024年3月期の予想を売上370億円、営業利益46億円へ上方修正し、配当も引き上げた。2026年3月期の売上は527億円まで伸びた。

上昇を支えた柱

水・お茶・炭酸に絞った効率的な生産体制で、小売のPB飲料の受託数量を工場増設とM&Aで増やし続けたこと。

柱が折れる兆しとして見るもの

生産数量の伸びが鈍っていないか、原材料・物流・エネルギーのコスト上昇を価格改定で転嫁できているか、営業利益率が12%台から下がっていないかを、四半期決算で確認する。

2倍のころに見えていたサイン

2倍到達のころ(2022年8月)の個別の材料は確認できていない。上場後の2022年3月期の売上は254億円で、前期の227億円から約12%増えていた。同年11月にはニットービバレッジの子会社化が決議され、2023年1月に子会社となった。

年表

  1. 東証二部に上場(12月21日)。
  2. 取締役会でニットービバレッジの株式取得による子会社化を決議(2023年1月に子会社化)。
  3. 2024年3月期第1四半期(4〜6月)は売上99.7億円(前年同期比38%増)、営業利益14.1億円(同89%増)、営業利益率14.1%。
  4. 2024年3月期第2四半期累計は売上204億円(前年同期比34%増)、営業利益29.1億円(同72%増)。通期予想を売上370億円、営業利益46億円へ上方修正し、配当予想を30円から35円へ引き上げ。
  5. 2024年3月期の売上は382億円、営業利益は47億円。御殿場の新工場が2024年上期の稼働に向けて建設中だった。
  6. 8月20日に株価がピークを付けた(DBの値)。
  7. 2026年3月期決算を発表。売上527億円、営業利益53億円。
  8. 2027年3月期第1四半期決算を発表。売上は前年同期比29.5%増、営業利益は同28.7%増。

業績

期売上高営業利益
2021年3月期上場前。営業利益は未確認227億円—
2023年3月期2022年11月にニットービバレッジの子会社化を決議302億円31億円
2024年3月期営業利益率12.3%382億円47億円
2025年3月期営業利益は横ばい445億円47億円
2026年3月期出典サイトの数値(億円に丸め)527億円53億円

ピークのあと

ピーク(2025年8月20日)の後の株価の動きは確認できていない。業績は2026年3月期に売上527億円、営業利益53億円と増収増益だった。2027年3月期第1四半期(4〜6月)は売上174億円(前年同期比29.5%増)、営業利益19.5億円(同28.7%増)で、同期は設備更新、ライン増設、新工場建設、M&A、自動販売事業への進出、原油高に対応した価格改定を進める方針としている。

2倍に届いた時点のデータ

時価総額(概算)
250億円
起点から2倍まで
135営業日
起点から10倍まで
691営業日
値動きの条件基準この銘柄
小型時価総額が83億円未満—
速い安値から2倍まで77営業日以内—
急騰直近20日の上昇率が51%超—
回転浮動株回転(10日売買高÷浮動株数)が0.137以上—

4つの条件は、2倍に届いた銘柄のうち10倍まで行きやすかった値動きの特徴です。詳しくはこのサイトについて。

出典