構造変化テーマAI半導体
AIメカテック
AIサーバー向け先端半導体パッケージ用のウエハハンドリング装置が大型受注を重ね、営業利益が3億円台から約49億円(2026年6月期の会社予想)へ跳ね上がり、約4年半で株価が約27倍になった。
物語を読む起点からの最高倍率
28.1倍
2026年10月
- 10倍に到達
- 2026年2月
- 起点から到達まで
- 約3年11か月
値動き
2022年2月の1,084円から、2026年10月に9,260円(途中で株式分割あり)。
起点から今日まで、スクロールで値動きをたどる
物語を読む- 起点(安値)
- 1,084円2022年2月
- 2倍
- 2,092円2023年7月・起点から約1年5か月
- 10倍
- 10,570円2026年2月・起点から約3年11か月
- 最高
- 9,260円2026年10月・28.1倍・分割後の値
- いま
- 9,260円2026年10月9日・28.1倍・最高から0%・分割後の値
何が起きたか
起点の2022年2月ごろは、フラットパネルディスプレイ(FPD)向けと半導体向けの製造装置を手がける小型株で、2022年6月期は売上高147億円・営業利益7億円と利益の薄い会社だった。その後、AI用先端半導体のパッケージに使うウエハハンドリングシステム(ボンダー・デボンダー装置)の受注が拡大し、2025年6月期は売上高210億円・営業利益21億円と営業利益が前期の約8倍になり、売上の93%が半導体関連になった。2026年2月13日には第2四半期決算で通期の営業利益予想を25.09億円から48.54億円へ約2倍に引き上げ、2026年7月には海外の大手半導体関連メーカー2社から約180億円の大口受注を発表してストップ高となった。市場の評価は、液晶装置の会社からAI半導体の後工程装置の会社へ変わったとみられる。
上昇を支えた柱
AI半導体の先端パッケージ向けウエハハンドリング装置に大型受注が続き、売上と利益率が急上昇したこと。
柱が折れる兆しとして見るもの
売上が大口の個別受注に依存するため、顧客の設備投資の時期が後ろにずれていないか、受注残の消化と営業利益率(14%前後)が維持されているかを、四半期決算と受注の開示で確認する。
2倍のころに見えていたサイン
2倍に届いた2023年7月ごろの具体的な材料は確認できなかった。ただし2025年6月期に営業利益が前期比約8倍になったことで、半導体向けが業績を引っ張る構造は2025年夏までに外からも見えていた。
年表
- 株価が起点の安値を付けた(2022年6月期は売上高147億円・営業利益7億円)。
- 2025年6月期決算を発表。売上高210億円(前期比36.2%増)・営業利益21億円(約8倍)で過去最高。売上の93%が半導体関連。
- 第2四半期決算(2月13日)で経常利益が前年同期の約115倍となり、通期の営業利益予想を25.09億円から48.54億円へ上方修正した。
- 海外の大手半導体関連メーカー2社から約180億円のウエハハンドリングシステムを受注したと発表(7月9日)。翌10日は6,790円でストップ高。
- 10月6日にピーク(起点の約27倍)を付けた。
業績
| 期 | 売上高 | 営業利益 |
|---|---|---|
| 2022年6月期edinetdbの年度別一覧による(億円未満は丸め) | 147億円 | 7億円 |
| 2024年6月期同上 | 154億円 | 3億円 |
| 2025年6月期売上高は前期比36.2%増、営業利益は約8倍。売上の93%が半導体関連 | 210億円 | 21億円 |
| 2026年6月期(会社予想)会社予想。2026年2月の上方修正後の水準で、確定値は未確認 | 343億円 | 49億円 |
2倍に届いた時点のデータ
- 時価総額(概算)
- 128億円
- 起点から2倍まで
- 350営業日
- 起点から10倍まで
- 968営業日
| 値動きの条件 | 基準 | この銘柄 |
|---|---|---|
| 小型 | 時価総額が83億円未満 | — |
| 速い | 安値から2倍まで77営業日以内 | — |
| 急騰 | 直近20日の上昇率が51%超 | — |
| 回転 | 浮動株回転(10日売買高÷浮動株数)が0.137以上 | 当てはまる |
4つの条件は、2倍に届いた銘柄のうち10倍まで行きやすかった値動きの特徴です。詳しくはこのサイトについて。
出典
- edinetdb: AIメカテック 年度別業績
- JPX: AIメカテック 決算短信(2025年8月7日)
- 東西ブログ: AIメカテックの今後
- マネーフォワード: 2026年の注目テーマが躍動(株価2倍銘柄)
- 松井証券: AIメカテック 決算
型: 構造変化テーマ(需要の構造が変わり、それを受けた会社の利益が大きく伸びた)。副次の型: 業績転換。 背景の確からしさ: 中(出典の質と量から判断)。調査日: 2026年10月9日。 背景は報道・決算資料などを要約したもので、原文ではありません。